エンジョイ勢

2021.12.07

9回目の訪問

ととのいップス解消への遥かな旅路を歩み、様々なサウナ施設やサウナ入浴法について試行錯誤を重ねたが、恐らく最良であろう方法を見つけ出したので、ホームサウナかるまるで実践してみた。

まず、毎日のようにサウナに通っているとどうしても刺激への耐性が付きやすいので、最低1週間は間を空ける下準備が必要である。

そして、入場後は早速サウナ…の前にしっかりと下茹でを行う。この際は熱めのお湯(かるまるではヒバのマス風呂が最適)で5分〜10分は浸かるといいだろう。のばせて立ちくらみを起こさないように、立ち上がるときはゆっくりと。

そしてアツアツに温まった身体を水風呂でクールダウン。トルネードでも良いが、さすがにキツい場合は中温の水風呂でも良いだろう。この水通しを気持ちよく感じる程度には下茹でしておくことが肝要。

ちなみにこの時点ではサウナ後の水風呂ほどキンキンに冷やす必要はなく、あくまでクールダウンが目的である。

ここまでが準備段階なのでかなり手間がかかるが、いよいよサウナに突入である。サウナの時間はいつもどおり体感で良いが、下茹でしているにも関わらず、水通しの効果で普段と同じ程度の時間は楽に入っていられるだろう。

その結果、通常時よりもしっかりホットに仕上がった身体を一気に水風呂で冷やした時の快感もひとしおである。水風呂は普段より長く入れると思うが、冷えすぎないように注意。

そしていよいよメインディッシュのととのいタイムである。長らく忘れていたあの感覚が自分の身体に蘇ってくるのを感じるだろう。

もし、この段階でととのえなくても焦ることはない。まだ1セット目なのだから、3セット重ねることで更にととのいに近づいていくことができる。

さすがにこの方法でも毎回確実にととのえるとまでは断言できないが、いつもどおりサウナ水風呂外気浴のセットを回すだけに比べると遥かに違いを感じられるだろう。

長年のサウナ浴で身体に耐性ができてしまった熟練サウナーには是非試していただきたいと思う。

ただ1セットにかかる時間は飛躍的に伸びるので、仕事上がりやショートタイムなどでしっかり3セットを回すのは少し苦しいかもしれない。

それでも、たまには万難を廃してととのいに挑むのもまた一興かと思う。やはりサウナの魅力はととのいに詰まっているのだから。

  • サウナ温度 98℃,98℃
  • 水風呂温度 22℃,8℃
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