ふぬさん

2021.08.08

1回目の訪問

歩いてサウナ

学生時代を過ごしたまち、豊橋。
地元の浜松から電車で通っていたが、サークルに入っていたこともあり、とにかく豊橋に入り浸っていた。
まだ3年、もう3年。でも、感覚的にはもう何年も経ってしまったような気がしている。

しきじのある静岡からJRに揺られ2時間ほどだったろうか。豊橋駅に到着。
駅から大通りをまっすぐ15分程度歩いたところに銭湯があると知ったのは、にんじん湯さんのTwitterがきっかけだった。
サ道に出た京都の梅湯や滋賀の都湯などをプロデュースしているゆとなみ社さん系列の銭湯だと知って、どうしても今回の帰省で足を運びたいと思った。

夕方18時ごろ到着。
久々に見るロケットを横目にてくてくまっすぐ歩けば、にんじん湯さんが出現する。
ラドン湯の光る看板が、哀愁ただよう。中からもれる暖かい色の光に吸い込まれるように番台へ。Twitterで見た混み具合を表すアヒルさんもいる。なんだかほっこり。

女性側はシャワーのスチームサウナなんですけど大丈夫?と確認してくださる女将さんの優しさにくらっとくる。
「逆にシャワーのスチームサウナって、何だろう?」とワクワクが止まらない。

入り口から脱衣所、浴場まで非常に清潔感と懐かしさが入り乱れる。
脱衣所の大きな鏡には近所の美容室か何かの宣伝文。ああ、こういった、銭湯が生活に根付く香りがたまらないのだよ。

浴場はたくさんのカランと、3つほどのお風呂。加えてライオンの口からばーっと出てくる正方形な水風呂。かわいい。その横にはサウナ、とはかかれていないけどサウナ室。(なんだっけな、漢字だった)
入ってみると、狭めで一段だけ。ただしいつもと違うのは、室内を暖めるのが柵の向こうにちらりと見える銀色の大きなシャワー2つ。このシャワーが熱湯を出して、その蒸気が室内の温度湿度を操る。もはや妙技。
しかも入り口の近くにシャワーのための給水ポイントがあり、そこに水を注ぐとシャワーから熱湯がどばどば、室内の温度は急上昇していく。きもちいい。
やはり熱が上に上がってこもってしまうので、タオルで攪拌。いやこんな楽しみまでできるんか。にんじん湯さん、女湯も楽しすぎますよ!!!
その後は水風呂にゆったりつかり、誰もいないことをいいことに、浴場内の石のベンチに寝転ぶ。167cmの女が寝転んでも問題なし、びくともしない石ベンチいいぞ。幸せにひたひた。

という流れを3回はやったかな。
本当に時間の流れがゆったり、綺麗でも懐かしさのある居心地の良い空間でした。
あーー!!!!学生の頃から知っていたかった!!!だいすきな銭湯がまたひとつ増えました!!

歩いた距離 3km

ふぬさんさんの人蔘湯のサ活写真
ふぬさんさんの人蔘湯のサ活写真

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 20℃
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