サウナリゾートオリエンタル赤坂
ホテル・旅館 - 東京都 港区
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【美女を裏切るということ、それは最低で最高のオトコの生き様なのである。】
「今日はサウナといったお肌に負担な入浴は避けてください。」
渋谷でヒゲ脱毛を終えた小生に令和史上最高峰の美女が優しく説く。
このクリニックの施術師は美女ばかりだ。
多分同じぐらいの年齢でどこか身勝手ながらにも親近感を抱かせてくれる。
……カリギュラ効果……やるなと言われるとやりたくなる……
分かっているさ、美女がこんなオトコに
「ホントに肌に悪いから、サウナに行くな」
なんて1ミリ足りとも思っていないことを。
美女は無意識にも思わせぶりが得意になる。おかげで小生の青年時代は傷つきの連続だった。
でもね
「ホントに小生の事を思って言ったかもしれない」
そう心の隅にふと浮かんだ時には
すでにオリ赤17時ロウリュがスタートしていた……
やはり上段は最高クラスに熱い。
レインボー本八幡が爆発的な熱さとするなら
オリ赤は執拗にカラダに降りかかる熱さ。
でもここでリタイヤしたら、中途半端にサウナに行ってしまったことになる。
「美女を徹底的に裏切りたい……」
その一心だけで耐える。変態だ。
上段サウナーが一気に退散すると、サ室がちょうどいい感じに冷める。
この点がオリ赤を3ヶ月疎遠になっていた所以。そのサ室作りはikiヒーターへの負担がおおきすぎる。
ただ今日に限っては美女との
「逆説的な約束」を果たす重要な要素になった。
その後もそのまま18時ロウリュ。
マツモトさんは「温度」を大切にする熱波師、やはりこの温度が物足りないのか浮かない顔が印象的だった……
シルキー水風呂は絶好調でグルシン。
あまみ全開すぎて怖くなる。
トトノイ椅子で今日の5セットを振り返る。
次の脱毛は2ヶ月後。その時に出逢う別の美女も小生に繰り返しこう説くだろう。
「サウナといったお肌に負担のある入浴は避けてください。」
小生は毅然とした態度で美女を裏切る所存である。
「(どこのサウナに行くか)わかりました。」
次の施術が楽しみなのである。[完]
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