サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
フィンランドサウナ:5・10・10分
薬草サウナ︰5・10分 計5セット
水風呂:3分 × 5
休憩:3分 × 5
合計:5セット
一言:【サウナの聖地と呼ばれる所以とは(サ旅静岡・名古屋編)】
「移動時間は行動の意志を削る。お金をかけてでも短くする努力をしよう。」
何らかの自己啓発本にあった一節。それとは裏腹に小生は渋谷バスターミナルにいた。
「3時間かけて静岡へ。」
サウナーによる「サ旅」は実に優雅である。
我々にとって、サウナにいる数時間だけが俗に言う「観光」。
ビュンと新幹線よりバスでじっくりと時間をかけるスロートリップの方が、サウナに焦点が合った1日に成り上がるのである。
高速バスから中田3丁目で下車。スロートリップ、ここから徒歩で聖地へ向かう。
東京と違って幅広い歩道。心持ちが広くなって思わず写真を取ってしまった。
到着。駐車場の車両は県外ナンバーが目立つ。
初めての施設にも関わらず、長年の経験によりすんなり施設システムを把握。入浴場にて体を清める。
まず「フィンランドサウナ」に入る。
その瞬間、カラダからアタマに衝撃の一波が走った。
「これは。」
重厚感のある「熱み」。いきなり上段は難しそうだ。
そして衝撃の二波目。
燻製のようないい香りがする。何だこの香り。でもとてもいい香り……
「吉村家の燻製チャーシューと食べたあの衝撃の香りが漂う!!!!」
とどのつまり、とてもいい香りなのである。
小生、あらゆるジャンルの聖地巡礼をすると何かしらに衝撃がカラダに走る。これこそ聖地と呼ばれる所以なのだろうか。
サ室は5分程度で仕上がる好セッティング。細かく刻む展開かと想定し、水風呂に向かう。
水風呂前で二礼。
この時点で足先に自然水の滑らかさが伝わってくる。入水。
「これは。」
一言で言うならば、水が滑らかすぎてカラダが浮いているような感覚。軽い無重力状態を味わう。
滝からの水しぶきが顔面を冷やす、口の中に彷徨いこんだ水は喉の奥に飲み干す。
一体何なんだ。
①重厚感のある「熱み」
②吉村家燻製焼豚を彷彿とさせる上質な香り
③無重力状態にさせる水質
その後も、上段にセットしたりして3セットをこなす。
「薬草サウナ……?」
右側にあるサウナ。トビラから悶々と濃い湯気が溢れて出ている。こんなサウナ見たことない。
その魅惑のトビラを開いた時、再び私のカラダに衝撃が駆け渡るのでした。(後編に続く)
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