高温サウナタイマー

2024.02.19

1回目の訪問

昨年御船山楽園ホテルで完結させた日本全国サウナ旅。しかし、たった一つだけ行きそびれたサウナがあった。そこで昨年JALのブラックフライデーのタイミングを狙ってセール価格で航空券を購入。そうして本日に至る。

 羽田空港から熊本空港へ空路で移動し、そこからバスで市内へと入る。土砂降りの熊本城を横目に桜町バスターミナルに到着。ここから路線バスに乗り継ぎ、世安町バス停から五分ほど歩けばそこにそれはあった。

 湯らっくす。サウナーの聖地。本来ならその神々しさに目を輝かせる所だが足元はびしょ濡れなので早速入店。風呂だけコースの人は一階から、上のラウンジを使うコースなら一度館内着に着替えてから2階より浴室へ入る。不思議な方法ではある。贅沢だ。

 浴場の天井からは神のお恵みにも見えるような冷水が水風呂に流れ落ちていた。この光景だけで来てよかったと思った。しかし同時にこれだけの規模でありながらチェアの数が少ない。というよりも外気浴で長時間専有することが多いからなのだろう。

 サウナは三種類、メインサウナ(クラシックサウナ)の他、塩サウナ(瞑想サウナ)とロウリュサウナ(メディテーションサウナ)の三種類。名店ならではの塩のサラサラ感やロウリュサウナの低温ながらもロウリュすることで瞬時にホットな空気を体感出来るのが楽しい。なによりこれらのハイスペサウナを持ってしても店のコアは水風呂なんだから恐ろしい。まさにレベチだ。

 水風呂の前にメインサウナに触れないわけにいかない。聖地に相応しい広い横長のサウナ室に往年のガスストーブから放たれる優しい熱と毎度おなじみハルビアストーブの新旧コラボレーション。元々TVがあったであろう窓の時計を眺めながらここまで来た達成感に包まれる。

 湯らっくすのアウフグースはどこのサウナともしれぬ全く未体験のものであった。これがサウナエンターテインメント。開始5分前には席が埋まり、いざ始まるとあとはショーの始まり。サウナ室がクラブフロアと変貌して熱狂の渦に包まれる。林原めぐみ「翼をください」→T.M.Revolution「HOT LIMIT」のコンボが今までの僕のアウフグース観念をぶち壊した。アロマ水ドッパァーアイスボールお玉でバンバンからのハッカの冷た熱い風がブゥワーとなる。最早これは理屈ではない。

 水風呂。湯らっくすの象徴でもある。最大深度170cmの深さで頭から被り、ロープを握りしめながら「MADMAX」ボタンを押し込む(ポチッと押すと思ってた)。天からの施しが脳天にぶっ刺さる。水風呂ってこんな楽しかったんだ。水に潜って水を浴びて、こんなに楽しい水風呂は初めてであった。

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トントゥとは?

2024.02.19 19:22
1
なんと!感動が伝わる‼️素晴らしいレポートありがとう😭
2024.02.21 01:41
1
チョキ チョキさんに50ギフトントゥ

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