高温サウナタイマー

2022.01.07

1回目の訪問

本日24時から最速上映された映画「ノー・ウェイ・ホーム」から数時間。マックで適当に時間を潰しもう一つやり遂げたいことがあった。それがこの「かるまる」の来店である。

 サウナが集まる聖地と聞くが、如何せん料金はもとより別に池袋でわざわざ入ることもないなと考えていた。練馬まで行けばティップネスがあるわけだから。というわけで今までは二の足を踏んでいたわけだが、こうして夜を街で明かすとなると、ここ数年は飲み会もなくご無沙汰でありやはり特別な1日であるから(有給取ってしまった)プラスしてよりプレミアム感を得たかった。こうして、この日に入店することを決意したのだった。

 早朝料金でちょっぴりお得に入店する。脱衣場がフロントにありさらにお風呂場に脱衣室があるという構造。知らなかったから裸でエレベーターに乗ろうとして止められる。浴室内に入ると綺麗な空間が一面に広がっている。タオル、シャンプー、必要なものはご自由にという贅沢仕様で期待が高まる。

 聖地と言われる所以は徹底したサウナファーストにある。サウナは勿論水風呂、外気浴と拘りがこの2フロアに跨がり強く感じられるのだ。今回は蒸サウナと上の階の薪サウナはやってなかったため岩とケロの2つのサウナを体験。

 コンパクトながら周囲のサウナへの意気込みをなんとなく感じる静寂な空間。おっさんがべちゃくちゃ喋ることもない(ジムサウナでは毎回見られる光景)いまととのうことに集中する空間。値段にはそれ相応の理由があるのだろうか。

 水風呂。上に1つ下に3つ。個性豊かでここが最大の拘りポイントであろう。まず他所ではみることはないであろう水温9℃の超冷水風呂。火照ったカラダが一瞬で凍りつく感覚はここでしか味わうことができない。苦手な人もいるだろうが恐らくひと度ハマればここ以外のサウナに用はないと思う可能性すら感じる人もいるのではないだろうか。全方位に水風呂が苦手な人も得意な人も残らずケアするこの拘りが聖地たらしめているのか。

 外気浴。ベンチ、ソファーと抜け目なし。ひと度水風呂横のソファーに腰掛け、じっと天井を眺めてしまうと最後、時間が矢の如く飛んでいってしまう。末恐ろしい。

 最後にロウリュについて。朝っぱらから現代社会に疲れた人たちが岩サウナの前にたむろする。目的はロウリュサウナだ。熱波師なんて者が実在するのか、ドラマの中だけじゃないのかと思っていたのだが、ホントにいるんだ。鮮やかなタオルの舞踏会に目を奪われる。そして熱い。一番上しか空いていなかったのだ。音楽を聴きながらカラダとココロが目覚める瞬間を体感する。
 貴重な体験だった。また特別な1日の最後に利用したいと思う。

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