地図からサウナが探せる！

ゆとりの郷にいざ温泉

温浴施設 - 埼玉県新座市

ほーじ

2021.04.19

1回目の訪問

平成初頭の温泉地の大きめのホテルを想像して欲しい。アレだ。

関越の堀割を渡って、外観は工場だ。
そこそこに期待ができるじゃないか。
にいざ温泉、ホームからそんなに離れておらず、なかなか訪問の機会がなかったが、未踏峰へということで訪問。

ホームページの作りがわかりにくく、最初は埼玉スポーツセンターに行ってしまった。ひとしきりバッティングとビリヤードなど楽しんだところで、気づいた。これはにいざ温泉じゃねえぞ、なんなら今日スポーツセンターの天然温泉は休館日じゃねえかと。

そういうわけで大急ぎでこっちへ。新座温泉はスポーツセンターの系列で、どちらかの休館日は回数券が相互乗り入れしているらしい。

平成ロマンスーパー銭湯ファンとして、入った瞬間の喜びはすごかった。吹き抜け階段を降りたところで、地下の広さ。
ゲームコーナーはもちろん、マンガやダーツボードまである始末。熱海みたいだな。
喫煙所は誰かのサ活に投稿されていた「駅のコンビニ」サイズ。誰もいなかったので寝そべってタバコが吸えちゃうね！
休憩ラウンジのサイズ感もよし。「ヒーリングラウンジ」という、簡易的な岩盤浴みたいなやつも結構よかった。誰もいないし、なんやかんやでちゃんと汗をかける。

風呂は岩場。露天ナシ。武蔵野地区特有の黒湯はやっぱりどこも泉質がいいわね。
騒いでる集団が1チームだけいたけど、もはやここまで誰もいないとどうでもいい。
ととのい椅子は一脚だけだけど、なんかフラットになってる岩場で思い思いに休めるのがヨシ。

サウナは2段。温度はそこまで高くないけどしっかり汗をかける、しっとり系のサウナ。水風呂はマイルドでした。過激なトランスではなく、甘イキさせてくれるタイプですね。手すりをまたげばサウナから直接入れるけど、足腰が弱いと水風呂への導線はいいとは言えない。バリアフリーの結果なのか……

とは言え平日夜なので、人も少なかった。
近所にあんなのが出来てしまった故なのだろうか。それにしても、その人のいない光景も相まって、ここは平成初頭の温泉ホテルなのだ。サウナにこだわってる施設ではないけど、平成の匂いにやられて再訪は確実です。

6分→水2分→椅子
7.5分→水1.5分→寝そべり
9分→水1.5分→寝そべり