大曽根温泉 湯の城
温浴施設 - 愛知県 名古屋市
温浴施設 - 愛知県 名古屋市
連休も後半へ差し掛かり、自分でも自分の気分が落ちていくことがよくわかった。
これは早急にサウナを服用しなくてはいけない。思い立ったのはもう夕方。
早速おれの体の芯から心まで温もりをくれ、癒してくれる場所を探す。
しかしそんなさなか、ふいにどこからともなく1つの欲望が心を支配する。
天下一品(ラーメン)が食べたい。
時刻はこの時点で18時過ぎ。天一は21時まで。のんびり選んでいる時間はない。
というわけでこちらへ。近くて便利。
焦りがあってもいつものようにルーティーンをこなし楽しむ。
そしてあられもない姿となり、いつもの温もりを求めに行く。
前日までのプライベートでの旅行の疲れを汚れと共に一気に洗い流し、体を温める。
まだしっかり明るい空ももうすぐ暗くなり、連休がまた一日消えていく。
まるで過ぎていく時間を大切に抱き締めるように、サウナへ。
なんと、ついに湯の城もオートロウリュが始まったらしい。
18時のタイミングであったらしかった。
おれは泣き崩れ、サウナ室の入口で悔しさに悶えるようにのたうち回ってしまいそうだったが、おれももう良い歳の大人なので他のお客様のご迷惑になることはしない。
ちなみにその次はたしか21時であり、天一が食べれないのは悲しいので諦めた。
次に来るときのお楽しみとしておあずけに。
きっとそうやって日々の小さなことをささやかな楽しみにし、頑張って生きていくのが大人なのだろう。
1セット目から安定の一番奥の上段の角をとることができ、8分程楽しむ。
疲れがたまっていたせいか、いつもより熱く感じた。
水風呂はなぜか非常に混んでおり、すし詰め状態。
百合子が見たらきっと「密密の密です!」と叫んでしまうだろう。
ごめんな、百合子。ここはお前の縄張りじゃないんだ。
その後畳へ移動し、明るい空を眺める。
楽しかった旅行がフラッシュバックされ、あれがまだ2日くらい前の出来事と言うのが信じられなくなる。
そして2セット目。
8分程で出たが、水風呂が先程以上の混み具合。
まるで、数年前に福井に初めてドンキができた時のような状態であった。
タイミング良く出た人がいたので入れた。
そして畳で物思いにふける。
こうしておれは連休最終日前日を終えたのであった。
最終日もきっとサウナ行くんだろうな、と思いつつ。
ちなみに天一は食い散らかすことができました。
にんにくを一生分摂取できました。
明日愛知県でにんにく臭いメガネがいたら、優しくしてください。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら