おふろcafé ハレニワの湯
温浴施設 - 埼玉県 熊谷市
温浴施設 - 埼玉県 熊谷市
「メキシカンアウフグース…?」
10月上旬、月始め恒例のイベントカレンダーチェックに勤しんでいた私に視界にそんな言葉が飛び込んできた。
メキシコとハロウィンといえば、11/1〜2に行われる死者の日が有名だ。
人々が骸骨の仮装をして先祖を弔う日本におけるお盆のような儀式である。
近年だとディズニーのリメンバーミーや007シリーズ最新作007スペクター冒頭でも取り上げられている。
そもそもメキシコにサウナはあるのかなど疑問を抱きつつ私は熊谷駅に向かった。
熊谷駅から籠原駅or深谷駅行きのバスに乗り高柳で降り徒歩数分。
私はかぼちゃのモニュメントがそこかしこに飾られたおふろcafe bivouacのエントランスに立っていた――。
私がこの施設を訪れるのは2回目だ。
前回は貸し切りで満喫できたサウナ室には4〜5人が既に居り、そのせいか今日は前回のように辛いほど熱くはない。
相変わらずしっかりと発汗はする。
2セット目にちょうどオートロウリュが始まった。
前回訪問時の汗や呼吸すら凶器になったオートロウリュを思い出し身構える。
ライトが付き、水が爆ぜる音が一度鳴ったかと思うとイズネスは沈黙し舞台から退場した。
イズネスの3回水掛けがないのは土日だからなのだろうかと考えつつ3セット目の休憩をしていると17時5分前になったのでサウナ室に戻るも、17時を過ぎても始まる気配がない。
ややイライラしだす常連のおばちゃん。
あわや一触即発の空気が漂いかけたそのとき、ポンチョと黒マントを着たスタッフたちがやってきたのであった。
スタッフは3人、二人はタオルを持っており期待が高まる。
ラベンダーのアロマ水をかけたあと急に軽快な音楽が流れ始めた。
天井の熱気を下ろした後にスタッフはタオルを振りながら踊り始め、我々にカリートコールと手拍子を煽る。
カリートと言われるとリンゴとアフロがトレードマークの元WWEレスラー、カリート・カリビアン・クールしか浮かばない私は呆然としながら手拍子をしていた。
(ちなみにカリートはカルロスの愛称とのこと)
そして数分後、そのタオルから生まれる熱波は我々に当てられることなくメキシカンアウフグースは終わったのであった。
以上にてメキシカンアウフグースの報告を終わる。
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