薬師湯
銭湯 - 東京都 墨田区
銭湯 - 東京都 墨田区
萩の湯、寿湯、薬師湯。
下町の名銭湯を営む、長沼三兄弟の長兄の薬師湯へ初来訪。
まず入り口で驚愕。
「温泉 サウナ 銭湯~♪」
おふろの国のサ室で流れていた、OFR48(お風呂屋さんの女性店員がメンバーのアイドルグループ)の歌が爆音で流れていた。
ふろ国のようなカオスな空間を期待させ、妙にテンションが上がる。
浴室に入ると、小さなジェットバスと大きめの湯船、奥にサウナがあった。
はじめてきた施設で、まず水風呂を探すのは、もはやDNAに刻まれたような本能。
サウナ前のシャワーの奥に細長い水風呂があった。
一番奥には、うたせ水。これはキモチが良さそう。
身体を洗い、サ室に入る。
4~6人程度が限界な小さめのサ室は、80年代の懐かしの音楽が流れ、TVはなく、薄暗い。時折、ガスが機器を熱して発するカンッカンッという音が鳴り響く。
これは良い。
しかも、タオルマットがサ室に積み上げられ、使い放題。
サウナ銭湯でありがちな、汗を吸い込みまくったベッタベタパリパリのサウナマットに悩まされないというだけで嬉しい。
あまり、サウナを利用する人は多くないのか、滞在中サ室で3人ほどしか一緒にならなかった。この店は、「生トムヤンクン湯」など、名前を見るだけで驚愕する独特な薬湯が人気で、サウナ利用者は少ないのかも知れない。水風呂も「スカッとブルー」とか薬湯になる日があるらしい。すげー気になる。
しっかりと温まり、水風呂へ。
誰も浸かっておらず、奥の打たせ水脳天から冷やす。
水温は22度くらいだろうか。そこまで冷たくないのだが、うたせ水を浴びると体感18度位になり、しっかり冷える。
休憩椅子は1つしかなく、他の利用者が浸かっていることも合ったので、体を拭いて脱衣所で休憩した。
また、今日の薬湯は墨汁。まさかの墨汁を風呂に入れるパフォーマンスをされていた。
実際には、肌にいい黒い入浴剤で、入れると黒い色はなかった。爽やかな香りでよかった。
風呂上がり、入り口の待合スペースに熱波道のTシャツや、サウナ皇帝井上氏のサインなど、パネッパカラーがチラホラと。なんか面白い銭湯だった。また来よう。
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