湯の泉 東名厚木健康センター
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
温浴施設 - 神奈川県 厚木市
新米パパの私はお小遣いが3万円。
なんとランチ代もinclude。
なんなんだろこの日本社会が生み出したパパのお小遣い3万円という負の遺産は。
そんな負の遺産が私の肩に重くのしかかる。
サウナに行くための手段はただ1つ。
「ランチ抜き!!」
そんな私は職場がある新宿の街を今日もたっぷり1時間散歩をして身体をいじめた。
全てはサウナでのカタルシスを感じる為だ。
元々人類は1日2食だった。
エジソンがトースターを発明した際に売り上げをあげる為のマーケティングとして1日3食という新たなスタンダードが提唱され今に至る。
エジソンは偉い人だ。
だがそんなプロパガンダは私が打破しよう。
新たなスタンダードとは!?
1日2食+サウナだ。
今日も私はランチ代を節約しAKCに足を運んだ。
まずは薬湯に浸かり漢方のありがたみをじっくり噛み締める。
隣りのおじさんは口笛を吹きメロディーを奏でている。
どこかで聞いたことがあるメロディー。
ナナムジカの くるりくるり だ!!
懐かしい。
私がニューヨークに音楽留学してた頃、ナナムジカのユリさんも同時期にニューヨークにいて私の楽曲をよくユリさんに聴いてもらったものだ。
AKCはそういった忘れかけていたメモリーをも思い出させてくれるからやめられない止まらない。
正直完全に忘れていた。
今日のサ室の温度は96℃。
湿度も高く6分が限界だった。
水風呂の温度は安定の15℃。
今日も確かなクオリティーが私を出迎えてくれた。
外は嵐だ。
雨風を避ける為に外気浴チェアーはコンパクトに屋根があるエリアに収まっている。
悪くない。
雨風は多少気になるが、なんだかとっても他のサウナーさん達とユニティーを感じるのだ。
最近毎回偶然さんするのは恐らくハーフの通称ケヴィン・デ・ブライネさん。
彼はいつもサ室最上段に身を構えている。
私とたまたまタイミングが同じなのか、それとも毎日いるのか。
一回真実を確かめてみたい。
本日は控えめに5セットをこなし退館した。
外は嵐だ。
私はせっかく温まった身体を冷やしながら車に乗り込んだ。
快晴の真っ昼間に来てみたい。
新たな欲求が確かに私の中で産声をあげた。
私はこれからもランチを犠牲にしてAKCに通うだろう。
誰ともランチに行きたくないし、ましてや飲み会なんて断固拒否だ。
多分絶対私から友達は離れていく。
でもそれで良いじゃない。
AKCが存在すれば。
男
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