大黒湯
銭湯 - 東京都 渋谷区
銭湯 - 東京都 渋谷区
今日は、代々木上原駅から歩いて5分ほどのところにある大黒湯へ。店構えからして昭和の雰囲気がプンプンする。そんな大黒湯の入口横には「大黒サウナ」の文字が。相当サウナを推しているのか、楽しみで仕方なかった。
建物に入るとすぐに、男女の動線は分かれる銭湯らしい設計。かつては番台があったと思われるところなら受付があり、その脇にはアメニティや飲料水の陳列棚があった。脱衣所には、自分が生まれる前からずっと歴史を紡いできたであろう年季の入った写真やポスター、今はあまり見ないコイン式ドライヤーもあり、そして何より家のリビングかのように机やソファがあった。コロナ感染拡大前は地元の人がここでコミュニケーション取ってたんだろうなと感じた。また、祖父母の家の匂いに近い香りがして、とても懐かしい気分になった。
浴室は、角度を変えるだけのシャワーや風呂桶・椅子を自ら取り出す仕組み、壁一面を埋めるタイルアートによる壮大な絵など、THE銭湯といった要素ばかりだ。熱湯の電気風呂とミストサウナを組み合わせた空間もあり、個性を感じた。最高な銭湯だ。
ここからが本題。サウナへは、脱衣所に一度戻り、隣の部屋から行く。隣の部屋というのは、いつものととのいスペースのことだ。少しクーラーも効いていた。サウナの前室は、少し窮屈な空間ではあったが、オーバーフローの水風呂があり、温度も20℃と冷えていた。
肝心のサウナは、見たことのないサウナストーブとサウナストーン。それを囲う高く積まれたレンガ。雰囲気は完璧。ただ、温度が90度弱とあまり高くなく、ととのうことはできないかなと思った。
サ室は、2つの部屋を繋ぐ扉を取り外し、1つの空間にしたもの。どこかのタイミングで改修でもしたのかな。あ、だから前室があまりにも狭くなったのかな。なんて色々建築的なことを考えていた。すると、気がついたら全身から汗が滲み出ていた。ロウリュ禁止なので、湿度はそこまで高くないはずなのだが、かなり高温高湿に感じた。6分経つ頃にはかなりキツく感じた。それからの水風呂はとんでもなく気持ちよかった。そして、ととのいスペースはソファーのような椅子が多数あり、直接触れないようにバスタオルをかけ、座るのがルール。座り心地は完璧で、さらには昭和の歌謡曲などが流れていて、目を閉じるとタイムスリップしてるかのようだった。2セット目、3セット目も同様にかなり熱さを感じながら、サウナを楽しんだ。
昭和の雰囲気に包まれながら、
「ととのいました。」
また絶対に来たい。
それに昔ながらの銭湯巡りもしようと思う。
【本日のサウナ】
3セット(6分、8分、12分)
歩いた距離 1km
男
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