サウナ&カプセルホテル 北欧
カプセルホテル - 東京都 台東区 事前予約制
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11月26日は良い風呂の日!
原点に還って北欧へ。16時から3時間コース。
北欧は夜勤明けの仮眠など“変な時間”で使うことが多く、
何もないオフにゆっくり来るのは本当に久しぶり。
そして結論──やっぱり北欧は圧倒的だった。
「テレビで有名になっただけでしょ?」と言われたことがあるが、
そんな浅い評価じゃ到底語れない。
まずサウナ室。
100℃超えの数字以上に“質”がすごい。
特に石壁から伝わる輻射熱が凄まじく、
左端の壁際は本当に別世界。
ストーブは右の対角線上で遠いのに、
体の左側だけが焼けるように熱く、片側から芯まで刺さる。
ここまで鮮明に「熱の方向」を感じる体験は滅多にない。
それでいて熱に“まろやかさ”もあって、体が受け入れやすい不思議な熱。
そして極めつけはストーブ上の反射板。
ロウリュの蒸気が弧を描いて跳ね返り、
室内全体に“熱の波”のように一瞬で広がるあの瞬間。
ただの熱じゃない、“動きのある熱”。これが北欧の本気。
水風呂は安定の14℃。
深さのバランスも完璧で、どこから入ってもスッと冷える。
外気浴は都会のビルの谷間を風がスーッと吹き抜ける感じがたまらない。
空を仰げば上野の夕景が広がり、
時間がゆっくり溶けていくような気持ち良さがある。
暗くなると間接照明が柔らかく灯り、視覚まで整う。
客層も最高。
露天の手桶は使った人が全員、次の人のためにお湯を入れて戻す。
こういう“気持ちの良い循環”が自然に回っている日は、本当に特別。
カランや洗面台を丁寧に磨いて回る店員さんの姿も印象的で、
清潔感と誠実さが空間の質を高めていた。
脱衣所で見た真っ赤な“あまみ”が、今日の充実度を物語っていた。
一方でレストランだけ少し残念。18時過ぎに入店。
お冷とおしぼりを席まで持ってこない形に変わっており、
席へ向かう途中で入口に呼び止められておしぼりを受け取る流れに。
さらに若いスタッフ3人が入口付近の壁にもたれ、
スマホを見せ合いながら談笑していて、
声だけで「すみません」と呼んでも気付かれなかった。
その後に遠くでボソッと聞こえた「アピールしてくれなきゃわかんない」
という一言はさすがに違和感が大きかった。
料理は本当に旨いだけに、基本的な目配りが整えば文句なし。
とはいえ今日のサ活は大満足。
北欧のサウナは、やっぱり特別だった。
またすぐ来たくなる。
男
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