キタカタ カツユキ

2021.01.28

1回目の訪問

東京では今年初めての雪が降ったそうだ。
そんなことはつゆ知らず「こんなに寒いならサウナ後の外気浴が気持ちいいはずだ」と千葉の船橋に向かった。

テレビや雑誌で見て気になっていたジートピアにやっと来れた。噂どおりのエロティックな外観。石膏で出来たヌード姿の天使や女神様が誘惑してくる。それとは裏腹に実に紳士的な受付の方の案内に正気さを取り戻す。

夜12時まで利用出来て1100円。バスタオル&館内着付きの大特価。驚きの安さに伸びた鼻の下が元通りになる。

火に炙られた焼き立てのバームクーヘンを縦にしたような細い長いロッカーがボクを出迎えて館内着に誘導させる。

一旦冷静になったのも束の間、浴室に入ればまた石膏ファミリーがお出迎え。先ほどと違うのは今回はこちらも彼らと同じくありのままの姿で目を合わせている。おじゃまします。

高温サウナ室は15人ほど入れ上段に座れば10分もいられないほどのパワー系。水風呂は18度くらいで無理せずいくらでも入れそうな感じ。

隠しトビラのような重たいドアを開ければ外気浴スペース。目の前に巨大なオーロラの絵が飾られ自己暗記をかければフィンランドに行ける(ととのい中の薄目で見ればなお良し)

浴室にある低温サウナに入りたいが貸し切り。2時間くらい横目で見てたが中々開かず一旦上がってマンガコーナーでくつろぐ。

そか。ウィスキングを行っているから貸し切りなのか。ここは常設している施設だったとツイッターで見たことがある。初めて来た記念でやってもらおうとカウンターで注文。

予約時間になり再び浴室へ。案内されヴィヒタのベッドにうつ伏せになり葉っぱに包まれる。かしわ餅はこんな気分なのだろうか。とても優しく蒸されていく。途中お水の休憩もあり無理せず身体を委ねられる。後半にかけて「かしわ餅→よもぎ餅」に変わるほど自分の中にヴィヒタが入ってくるような感覚。芯からポカポカする。

その後、水風呂で身体をプカプカ浮かせてもらうがこれが気持ちいい。安い表現だが「空中に浮いてる」それなのである。例えるならドラえもんで見たことのある「雲の上で寝ているのび太」の気分が味わえる。

経験してよかった!
通常のサウナとは違いヴィヒタまみれにされるウィスキングは個人で向き合うサウナよりも「してもらってる」からか幸福感が数倍あるのでは。

思い残すことなく心身ともに満喫したので石膏ファミリーと別れをつけ家路に。

ボクは今年まだ雪を見ていない。でも薄目で人生初のオーロラは見えた。止まってはいるけど。

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