ひだまりの泉 萩の湯
銭湯 - 東京都 台東区
１日休みの日はラジオを聞きながら散歩をするのが好きだ。この日は銀座→秋葉原→萩の湯（鶯谷）と行きたい場所があったのでずっと歩いていた。
合計３時間くらいだろうか。地図アプリもなかった時代はそんな恐いことは出来なかったが今は多少道を外しても修正しながら到着するので安心する。
初めての「萩の湯」。テレビ「サウナを愛たい」を見てから気になっていた場所。上野公園から歩いて行くとラブホ街に出てしまい変な誘惑に負けそうになるも何とか到着。
クタクタになった身体を銭湯で洗い流す爽快感が好きで歩いている部分もある。靴下を脱ぐだけでも気持ちいいじゃないか。
日曜日の夕方なので結構混んでる。家族連れや草野球チームの少年たちなど大勢で来てる人が多いがボクはもれなく１人だ。キャプテン翼のボールではないが「サウナが友だち」なのである。さみしくなんかない。
前情報の通りめちゃくちゃ浴室が広い。カランは小学校の１クラス分はあるんじゃないか。
熱湯、ジェットバス、炭酸湯、露天風呂、サウナ、水風呂など。それぞれの浴槽自体も大きくて豪華なところで入る前から心を掴まれる。
ボクは決まってサウナ前に各お湯に浸かって「サウナ後迷子」にならないように確認する。というのも１度、先にサウナ室に入ってしまい水風呂がどこか分からずジタバタした経験があるからだ（実は結局そこの銭湯には水風呂がなかったというオチなのだが）。
さてサウナに入る。広々してて湿度も高く好きなセッティング。壁に貼られているサウナの注意書きの文字が薄くて全然読めなくて気になるが諦めて熱に集中する。テレビではジョブチューンが流れている。１２分後に出て水風呂へ。人の流れが多いからか１８度くらいの温度。
浸かっていると「流さないとダメだよ！」と同じく水風呂に入っていたオジサンが周りに注意していた。ボクは一瞬自分に言われている気がして「え？なんですか？（汗流しましたけど）」と聞くと「いや、君」と今まさに汗を流そうとしている少年に注意しようとしていた。少年は「今から流しますよ」と軽く不満げに答える。心の中で最大の「なんやねん！」を叫んだ。集中したいから大切なサウナ後の水風呂中は頼むから話しかけないでくれ！と切に願う。ここの主みたいな感じで振る舞うオジサンは苦手だなあ。（と書いておきながら嫌な客の事を書くことと、銭湯の感想は別モノなので分けて考えて下さい。萩の湯さんは最高）
２週間ぶりのサウナだったのですごく気持ちよかった。合計４セット。外気浴も炭酸湯もあり色々と組み合わせて入るパターンが出来る。
最後に電気風呂に入るとめちゃくちゃ電圧強くて漫画みたいに骨が透けそうになった。
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