フロロ=ルシルフル

2023.04.02

1回目の訪問

春は別れの季節。
プールやアイスサウナが印象的なそしがや温泉、いつか行ってみたいと願っていたウェルビー名駅や旭川の御料乃湯が3月いっぱいで閉店の運びとなったそう。
そんな名店たちを忍びつつ、一方で別れがあれば、出会いがある。
森下駅の南側にあるこちら常盤湯もそう。
森下と言えば、何を隠そう小生が1年前に住んでいた菊川の隣駅。
近くには小名木川が流れ、周辺には興隆菜館に魚三、フットサルコート。そんなゴリゴリの生活圏内に新サの情報を得たんだから、訪れない訳にはいかない。
美しくリノベーションされた館内はコンパクトながらも空間を生かした最適解。
内湯はシルキーバス、2人用のジェットバス、キレキレの高濃度炭酸泉。いずれも温度は気持ちやや高め。
炭酸泉はもう2、3度低くてもよいかと思ったが、サクッと湯浴みして帰るという江戸前銭湯の特色を鑑みると納得だ。
露天には温泉と電気風呂。
電気風呂とかけまして、ワンピースのデービーバックファイト編とときます。そのこころは、どちらも無くても成立するでしょう。
メインのサ室は露天スペースにあり、オートロウリュ付きの遠赤外線タイプ。上段でも快適な好セッティング。
水風呂は攻めた11度。回転が早いのでありがたい。
椅子もシンプルながらも8席と充分なクアンティティーが確保されている。サウナの人数制限のおかげもあり、難民になる心配は無用。
休憩中、仄かにソルティーな温泉の香りが暖かい春風に乗り、海沿いの岬にでもいるかのような感覚に包まれた。レコードに針が落ちるかのごとく、脳汁が滴り落ちる。流れるチューンは、昨日ライブで聞いたけやき坂46の「沈黙した恋人よ」。
しっかりと3セットを堪能し、桜と花見客で賑わう清澄庭園を通り抜けてオキニのカフェ・PITMANSでコーヒーをシバかせていただいた。
弾く街中 Do you like this? これが俺らの遊び方やで。
元よりサウナ熱地帯の菊川周辺だったが、高砂湯を中心として「キ」スチームの松の湯、両国には岩盤浴も楽しめる江戸遊、本命の錦糸町四天王、そのやや北には大黒湯、森下〜清澄白河には辰巳湯、そして常盤湯。
10以上のサウナに徒歩でアクセスできるサウナビュッフェ状態の様相を呈している。
そんな中でも、もし再びこの辺りに住むことになったなら常盤湯をホームサウナにするという選択肢は十分にあり得ると感じた。
はやく大阪からおさらばしたいものだ。
p.s.先週のバナナムーンを聴いていたら、日村さんがラビスタ東京ベイに行った話をしており思わずガンフィンガー。俺にアテンドさせて下さい。
サウナのガーシー、サーシーより。

  • サウナ温度 93℃
  • 水風呂温度 11℃
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