【閉店】天然温泉 白井の湯
温浴施設 - 千葉県 白井市
温浴施設 - 千葉県 白井市
年明け、初サウナはホーム。
本日初ゴルフで強風に晒されて冷えた体を温めにやってきた。
今日は、しろい亭で素敵な光景を目にした。
お仕事上がりで来たであろう1人の爺さん。
しろい亭のメニュー表をじっくりと吟味していた。
ようやく決まり
厨房にいる店員さんを呼び注文をする。
「おでんをちょーだい」
と言いながら1000円札をトレーに乗せた。
今日も冷えたもんね。熱いおでんもいいな思っていると
店員さんがグッドなタイミングで
「お酒はいいの?」と尋ねている。
そのタイミングで尋ねられると断るわけにはいかない、そんな時間差攻撃。
「あ、あぁ、じゃあ、お酒を一合」
「熱燗でいい?」
「うん、熱燗」
いかにもお酒が好きそうな爺さん。
お会計が1000円を超えた。
不足分をポケットから探っているが一向に出て来ない。
かなり探したが見当たらない。
「お金足りないね」と爺さんもお酒を諦めかけたその刹那
すぐそばででっかいジョッキのハイボールをやっていた先輩が
その不足分を黙って立て替えた!
爺さんは
「そんな訳にはいかない」と
断りを入れたが先輩も「いいから、いいから」と
一回出した物は引っ込められないと言わんばかりの勢いだ。
根負けした爺さん
最高の笑みを浮かべながら
「じゃ、ご馳走になります」と言った。
先輩も「うん、美味しいお酒を飲んでよ」
先輩もカッコいいし
爺さんも素直すぎる。
平成も終わり令和も4年目を迎える、このご時世。
人生を全力で生き抜いてきたであろう
じいさんと先輩という役者が繰り広げた昭和物語。
銭湯にはお湯と共に人情も溢れている。
今年初サ活、お疲れ様です! 本当に毎回楽しみにしてます。 素敵な話です!情景が頭に浮かびます!
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