白山湯 高辻店
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
京都、古えより政略・謀略はたまた合戦で数多の血を流してきた。現代はー数々のサウナが数多のひとの汗を流して癒している。
今年早くも最後の京都旅行。
その最後を飾るは「梅湯」ではなく「白山湯」。
理由・近かったから。
22時入店。
看板の「名水」に期待。
下駄箱が小さい。550円。
貸しタオル100円だったか。
陸続と地元の民が入店してくる。
あと、外人さんも。
竹の御座が敷き詰められた脱衣場、かごが積んであり
自分でロッカー内に入れるスタイル。
そこから浴場に入ると、すぐ足下を熱めのシャワーが
流してくれる。
入口左手にかけ湯、中央に円形の浴槽で白湯にジェット。
奥左手が薬湯(今夜はどくだみ)、その右隣が名物のひとつ水風呂。
入口からでも2頭のオスライオンが地下水を吐き出しているのが見える。働きすぎだお主ら。
内装はタイル張り、固定式シャワーにレバー式カラン。
鏡には地元企業の広告。じんわりくる。
ボディソープにリンスインシャンプーを設置。
しかしボディソープの補充頻度が低いらしく、ギリギリの量だ。
※なぜかマッチョが多い
身体を清めてまずは白湯。熱め。
次いでジェット。ややぬるい。
さあ、サウナ。
壁のテレビを挟んで2段、3人上下で12人だが
もはや「ひしめく」状態だ。
温度計は114度。砂時計のみ。
いやあ……熱くない。痛くない。
優しい。
汗だけ出ていく。しかも大量に。
なんという装置だ。
12人のマッチョが滝汗を流す。
税金よりも効率よく汗を回収される。
すぐに水風呂。
からだにかけると、やわらかい当たり。
水深はかなり深い。
冷たいがからだを包むタイプ。
金のライオンヘッドの下に頭を潜らせ滝に打たれる。
冷たさの快感が全身に伝導される。
「粗熱をとる」とはこういうことか。
休憩だが、サウナの脇に小路がある。
京都の「ろぉじ(路地)」を思い出させる。
しかしその先は町家迷路ではなく、露天スペース。
ベンチ2つにイス3つ、洗い場が3つに風呂。
ベンチに座って呼吸を整えたら、腹が決まった。
思い残すことなく東京に帰ろう。
男
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