仁岸湯
銭湯 - 東京都 江戸川区
銭湯 - 東京都 江戸川区
ゆすこい!ゆすこ〜い♨️
銭湯へ誘う声が聞こえる。
お湯の富士が呼んでいる。
何のこっちゃと思うだろう、つまりはこうだ。
現在、江戸川区浴場組合が銭湯スタンプらり〜を開催中。集めたスタンプの数によって賞品が貰えるのだか、内容がなかなかに豪華である。
実は11月に始まっていたのだが、庄楽の湯のスタンプしか押していない体たらく。
お湯の富士のファンを公言する者としては、かなりの出遅れ感は否めない。
思いたったが仁岸湯。
日曜の終わり、ゴールデンタイムが過ぎてしまう前に、自転車にまたがりお湯の富士タオルを首に巻く。
明日からまた1週間が始まるというのに、21:00時を過ぎても、人々の往来はひっきりなし、自分もその中の一人である事は間違いないのだが、どこか他人事の様に感じながらペダルを漕ぐ。
こちらの銭湯は2回目の利用。
以前の利用ではサウナに足を踏み入れなかったが、コンパクトながら清潔な店内、幾つかある浴槽の印象も良かった記憶があった。
温浴施設ではすっかり定番となった炭酸泉も、ここでは高濃度とは謳っていないが、30秒も浸かれば勢いのある炭酸ガスが、全身をパチパチにしてくれる。
自転車で冷えた体を温めながら、サウナへと続く階段を眺める。
そう、こちらの銭湯は1階に浴槽と洗い場、2階に水風呂、サウナと分かれており、サウナに行くには階段を登って行くのだ。
ヒタヒタと階段を登ると目の前にはキャパ2人程度の水風呂が現れ、右手のサウナ室にはキーを使って入場する。
秘密基地のような、はたまた屋根裏部屋を連想させる不思議な作り。
サ室内は熱々のカラカラ、入ってすぐに12分計を一周するのは無理と感じ、眼を閉じてストーブの音に耳を傾ける。
木の香りだろうか、室内はとても良い匂いで満ちている。
何分いたか分からないが、汗の量、脈拍数も限界に近づいていたので、サ室を脱出。部屋を出ればすぐ水風呂な訳で、例のごとくの冷却である。
ととのいイスを置ける様なスペースはないが、そのかわりアルミ製のベンチが備え付けてある。
水風呂から上がったらこのベンチで一息入れた方が良さそうだ。
というのも動線が
サウナ室→水風呂→階段(下り)→浴場
の流れになっているので、水風呂でゾンビになった後に濡れている階段を下る必要がある。浴室に向かう前に十分に休憩を挟む。
繰り返す事4セット、ささっと着替えを済まし、自転車で風を受けながら外気浴。
日曜日は閉じていくのだった。
スタンプらり〜完走まで、あと18店舗🗻
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