サごじょー

2020.11.16

1回目の訪問

これは昨日あった事。
ソラマチで遊び、隅田川を歩き、浅草で食べた。そうなれば、今日の浸かるはどうしようか。

サウイキの位置検索をクリックすれば、沢山の候補が瞬時に表示される。

まだ陽も高い、外気浴で体を冷やしてから露天風呂に浸かりたいなと、条件を絞れば『湯どんぶり』。

何とも愛らしいナイスなネーミングだ。センスというのはこういう風に光るのかと、勝手に納得して、浅草からバスに揺られ十数分、隅田川に沿って北へ進む。

さっきの賑わいから打って変わって、車窓から見える景色には、人通りも少なく、晩秋の風も手伝ってか、モノクロ写真のような静けさが車内まで通り抜けて来た。

東浅草二丁目のバス停で下車、バス通りと化した商店街をホテホテ歩いていると煙突発見。

銭湯へ一見さんで向かう時に見つける煙突からは、煙に混じって、安心感が立ち昇っているようだ。

何度か画像で見ていた、店正面の佇まいを横目に入店。
サウナキーとフェイスタオルを受け取り、浴場に進んでいく。

サッと見渡せばなかなかの込み具合である。第一印象は昔ながらの銭湯といった感じ。

駄菓子菓子、こちらの真骨頂は、超軟水を贅沢にも全ての風呂に使用しているそうで、お湯がまろーんと柔らかい。

加えて浴場奥にあるサ室から、露天に併設された美肌水風呂はポコポコと細かい泡が肌をつつく感触が堪らない。

そして何と言っても、ナノファインバブルの露天風呂。

外気浴で冷え切った体で浸かれば、白濁したお湯が雲海のように見え、日が暮れれば
お湯がぼんやりと光って、なんとも幻想的である。
ルーティンをキメて、露天に浸かればここが桃源郷なんじゃないかと思えてきた。

浴槽の奥にはツボ型の風呂が、夫婦茶碗のように仲良く2つ鎮座していたので、どんぶり夫婦と呼ぶ事にする。
中に入ればオカヤドカリにでもなった気分で溢れ出る湯が、ザブザブと雲海に流れて行き、目から耳から楽しめる。

夕暮れ、外に出れば七五三詣で帰りの家族とすれ違う。
青い袴を履いた男の子は、ニコニコ笑みをくれた。

湯どんぶりのおかげで体も心もフカフカになった。いい日曜だ。

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