まサたか

2025.01.25

1回目の訪問

親友と本当の意味でのサウナに出会って約1年、2人でここへ来れた。
空港から車に乗りこみ、「北の国から」を流す。
1面の雪景色とそこに生える白樺の木々、雄大な十勝岳の姿に圧倒され、吹上露天の湯に立ち寄りながら、遂にあの看板が現れる。
「吹上温泉 白銀荘」
ここへ来ようと決めて数ヶ月、とにかく体調に気を使い、期待しすぎも良くないと心を落ち着かせながらこの瞬間を待っていた。
車から飛び降り走って向かいたい気持ちを、滑りやすい雪道が抑えてくれる。
興奮しながら写真を撮り、中へ入ると、大勢の外国人観光客。いきなり面食らい、妄想していたサ道の景色は味わえないだろうと落ち込みかけた。
しかし、体を清め、湯で温まっているとどんどん人が少なくなっていき、サウナ室へ入った時には落ち着いた。
熱めで良い香り。ロウリュすると獣の鳴き声がして、一気に熱くなる。外国人と一緒に温まるこのサウナ室はフィンランドだった。
お湯で汗を流し、ワクワクとドキドキを胸にダイブ。
硬かった。しかし、なぜだろう気持ち良い。
マイナス10度の外気で涼み、お湯に浸かる。
サウナへ戻り、次はフワフワの雪を選びダイブ。
気持ち良いと思った瞬間、痛い。お湯に駆け込み、痛い。だが、それが良い。
3セット目の後は水風呂へ。キンキンだが気持ち良い。
外へ出て石に座る。
青とピンクの空、白い十勝岳、言葉にはできるはずがない。
サウナに出会えてよかった。日本に生まれてよかった。
休憩室へ戻って時計を見ると、1時間しか経っていない。「え?」2時間は経っていると思っていた。初めての感覚だった。
タオルとステッカーを購入し、最後にまた写真を撮ってから帰路についた。
外気浴のあの気持ちを言葉で表せないのが悔しい。
ただ、忘れることはないだろう。そしていつかまた必ず訪れる。それまでこの思い出を大切に生きよう。
次の日に気づいた雪ダイブの時に出来た足の裏の傷が愛しい。

1/22(水)

まサたかさんの吹上温泉保養センター 白銀荘のサ活写真
まサたかさんの吹上温泉保養センター 白銀荘のサ活写真
まサたかさんの吹上温泉保養センター 白銀荘のサ活写真
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