ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯
銭湯 - 北海道 虻田郡ニセコ町
銭湯 - 北海道 虻田郡ニセコ町
サウナに入ると外国人が2人。英語で何やら話をしている。壁には大きく書かれた「黙サウナ」の文字。口元で人差し指でも立てて示せば簡単に伝わるだろう。しかしはるばる日本にやってきた方々の楽しげな会話を雑に止めては一日本男児としてあまりにも無粋ではないか。
ここはサウナーらしくロウリュで納めるしかあるまい。立ち上がり、柄杓を手にアロマ水を汲もうとした時、サウナマナー「水かけていいですか」を何と言えば良いのか一筋の迷いが。ロウリュって英語で何だ。水をかけるって何だ。
「Can I.....」
恐らく2語ですらはっきりと言えていない私の英語。
「どうぞ」と食い気味で流暢な日本語が。私がどんなに頓珍漢な単語を言っていても通じたのであろう。そう、迷うことなど無かったのだ。この閉鎖空間では意思疎通に多くの言葉は要らない。
分かり合えるという感動の涙を蒸気と汗が洗い流し、整いへと至ったのでありました。
ロウリュとかけまして、たまに何となくするダイエットと解きます。その心は?
その心は…黙って座ってろ!違うな。むつかしいですねー。
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