ちょつもい

2020.10.27

1回目の訪問

四ツ谷の銭湯、塩湯。

オフィス街に佇む昔ながらのまちの
銭湯。
しかしあなどることなかれ、一歩足を踏み入れればそこは様々な人々が入湯を楽しみ、ととのうユートピアと化していた。

番台でサウナ付き入湯料千円を払って中へ。体を洗っていると背後から英語が聞こえてきた。
見ると、恐らく近所に暮らす英語圏出身の紳士たちが、「今日のお湯は熱い」などと会話交わしているのだ。
初めて聞く銭湯での英会話にいい意味でショックを受けた。

他にも、地元のおじいさんや仕事帰りのサラリーマンなど、様々な人々が各々入湯を楽しんでいる。誰もがありのまま包摂される独特の雰囲気が醸成されているようだ。
すぐに思った。「ここはすごい」と。

サ室はしっかりと熱されており、12分計のかわりに壁に砂時計が設置されている。ひっくり返すと想像以上にゆっくりと砂が落ちていく。多分これが落ちきるのに12分かかるんではないか、初対面の客同士でそんな会話が生まれた。

水風呂の温度は24度と高めだが、ゆっくりと入れてこれもまたよい。
休憩は体を拭いて脱衣所のベンチで。ここでも色んな会話が聞けておもしろい。

3セットでほどよくととのった後は、近くの飲み屋で仕上げた。飲み屋街に近いこの立地も嬉しい。

誰もが一日の終わりにこうして安息を得られるのなら、もっとよい世になるのではと、ちょっとエモい気持ちとともに四ツ谷を後にしながら、再訪を誓った。


サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:5分 × 3
合計:3セット

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