しろくま

2024.08.26

12回目の訪問

サウナーたるもの、朝起きて突如として🦦からの天啓を授かる事はよくあるもの。
緑の🦦「汝、草津と薬湯はないがととのいの次なる扉を拓こうとする彷徨える汝のまだ知らないサウナを草津に用意してある。ぬるい草津は好きか?」
相当何言ってるかちんぷんかんぷんでしたが、草加ではなく厚木から招集命令が下されたら、その回答は「はい」か「Yes」しかないのです。
厚木は1時間弱で行けるのでよくよく考えたらすげぇ近い気がします。草津と薬湯のベストバウトなくしてらっこの真髄に辿り着く事など言語道断とか思ってましたが、案外そうではなかったです。あのぬるい草津はサウナの可能性を飛躍させるオーパーツであった事を確信したサウナでありました。
舞台は神奈川県厚木市、日本の大動脈東名と首都圏の大動脈圏央道の交差点、グランドクロスみたいな場所で道行く者があの建物はなんだろうと必ず気になる名所であります。
人によってはこの施設を見るだけでなんか帰ってきたなーって感じる場所らしいです。ノスタルジー!
早速慣れた手つき足つきでサ室まで導かれ、らっこに五体投地して100度に迫る湿度ムンムンの如何わしい夏を満喫したのです。
水風呂は15度の心揺さぶられるちっちぇ風流な滝を眺めつつも湯船に舞う飛沫をサウナ後の熱量夥しい吐息で吹き飛ばす清涼な一時を過ごしたのです。
薬湯も草津も透明な水であり、その浴槽の底が見えるなんてなんと斬新な光景でしょう。
外気浴の前に天啓の通りに28度と記載されているぬるい草津に身を投じたのです。
夏空の薫風に包まれて体を包み込む清涼が水風呂で引き締まった身をゆるくしてくれるのです。
朗らかな気持ちは空を仰ぎ、また心は宙を舞い、らっこの次なる世界観を体感実感痛感させてくれるのです。
香りはなくとも浴壁の湯の華からぬるい草津は心に湯畑を刻み込んでくれるのです。
頭の中では懐かしいdocomoのチェロがかっこいいツートップのCMが想起されるのです。大体10年前のやつ。
XperiaとGALAXYが草津と薬湯で置き換えられて頭の中でじゃんじゃかじゃーんと響き渡るのですが、後から来たiPhoneでフルボッコの後の祭りは今のこの施設の状況なのかなと諸行無常を思い知ったのです。
相変わらずこの施設の外気浴は🦦の謎の力でととのいの最短距離を示してくれるのです。直射日光が当たらない工夫もまたばっちぐーであります。
お馴染みのクソデカらっこ看板には相反する→←、それもまた心の動きを表しているようで、悩み苦しむ私の羅針盤を🦦が更に混乱させちゃおっというドSな気遣いがあるのです。
ぬるい草津で更なるととのいの扉を開いた先にはゾルディック家の門戸のように次なる扉が待ち構えているのです。

しろくまさんの湯の泉 東名厚木健康センターのサ活写真
しろくまさんの湯の泉 東名厚木健康センターのサ活写真

  • サウナ温度 101℃
  • 水風呂温度 15.1℃
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