カプセルイン大塚
カプセルホテル - 東京都 豊島区
カプセルホテル - 東京都 豊島区
(6-1-5)×3 90分休憩でPayPay使えて1,000円!
仏教における「無常観」とは、
吉田兼好の随筆『徒然草』や、「ゆく河の流れは絶えずして〜」から書き出す『方丈記』のように、過去より我々日本人の心に沁み入るものである。
だからこそ、信仰の自由が認められるこの現代においても、仏教のこころは多くの日本人にとって、いいなと感じるものなのであろう、無信仰の私においても然り、である。
こう書き出したのにも理由があって、
無常観そのものを、ここに感じたためだ。
浴室内はいたって静か、人が動かなければ、流れる水の音すら聞こえない。それくらいひっそりと佇んでいる。
サウナ室内もテレビが無く、安定して100度を超えた室内で、身体がひりつくように熱い。
この「静音」が、ひとつの意味を生み出していると感じた。
音に意識が集中しないかわりに、思考、感覚が研ぎ澄まされる。
無が前提にあると、人は無の中から意味を見出して、人間としての感性が大河として泰然と流れる……。
ちょうど、最近よく邦画を観ているなかで、「無音」のなかの役者さんの洗練された動き、光の描写に意味を感じていたことに似ている。
そんな、スケールの大きいことを考えながら、最高にととのいました。
氷がボックスにたくさんあって、これで水風呂の湯温を調整できるっぽい?
ちょうど同じ時間にいた水奉行(お客さん)の調整が完璧だったので、それもまた良きかな。
宿泊でも激安なのが、カプセルの良いところだなあ。
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