ぶっころりー

2024.11.23

1回目の訪問

寒くなるとシャワー浴のみはかなり辛い。
贅沢なのは分かっているが足は自然と銭湯に向かう。

ラーメン二郎や大國家、シズラーなど胃袋ではとてもお世話になっている府中だが、思えばサウナやお風呂目的で訪れた記憶がない。サウナイキタイで調べてみると何店舗かヒットした。その中に時々名前をお見かけする旭湯さんがあったので、これは行ってみようとバイクに飛び乗った。

出迎えるは東京銭湯の暖簾、灯の少ない道なので白い暖簾がパッと目に入る。これは撮るべきだろうとカメラを取り出すと、横を子供が通り抜ける。どうやら地元の親子連れのようだ。受付ではしゃぐ子の声を頼りに中に入る。

浴室に入って驚いた、我が祖父のよく通っていた亀有の富士の湯とそっくりだ。昔連れて行ってくれた時のことを思い出す。パチ◯コ仲間1人1人に私を紹介してくれた。あのおじんたちとはあれが最初で最後だったが、どこかで元気してくれていると嬉しい。

富士の湯ではサウナは使用禁止になったと聞いたがこちらは現役バリバリである。フカフカなサウナマットに新しく張り替えたであろう床が清潔感を帯びている。ストーブが大きく熱の逃げ場が無い感じで問答無用で汗が出る。扉の向こうに水風呂の気配を感じる。この焦らされてる感覚がとても良い。

途中であつ湯の存在に気付く、というのも常連らしい子供たちがその湯船と水風呂を往復しているのが目に入ったのだ。気持ちよさそうに入っているので、私も何気なしに足を入れたらかなりのあつ湯でびっくりした。

熱くないのですか?と問うと「いやーそんなことないですよ」とニヤリと笑い返された。
大人の面目をと頑張ったが、髪の毛先まで熱が入り水風呂に逃げた。
常連というのは年齢に限らず恐ろしいものである。

ぶっころりーさんの府中 旭湯のサ活写真
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