2020.06.28 登録
[ 北海道 ]
雨、降り続く雨。オホーツク海を目の前に自らの小ささを知る、日の出岬温泉。
兎に角オーシャンビューである。そして、圧倒的清潔感。外気浴は露天で。石のベンチで夢の寝転び。海風が気持ちいい。そして波の音。雨、降り続く雨。秋の気配。
あぁ、現実の世界に戻るのか。もっと近ければホームにしたい。帰路、辛すぎる。さよなら、オーシャン。それは名曲。
[ 北海道 ]
天窓からの光が圧倒的な昭和感を映し出す。老朽化ではなく経年劣化と呼びたい
。タイルの照り、そして温泉、素晴らしい。特筆すべきは、ぬる湯の源泉と源泉に水、放ち続けた水風呂、であろう。白濁。サウナ、水風呂、源泉と入っていく。このトライアングルが兎に角堪らない。ぬる湯の源泉が水風呂より気持ちがいいとはどういうことか。こちらはサウナより源泉を語るべき場所。源泉、それは悦楽。
[ 北海道 ]
猛暑。太陽は僕の敵。朝ウナ目当てで車を走らせる。初の朝里川温泉、期待に胸躍る。コジンマリとしたサウナ。砂時計、ひとつ。露天設置のトトノイ椅子、座ったら奇妙な音をたてる。清志郎ではないがガッタガッタである。椅子の年季も相まってかトトノワーズ。サウナー目線、それは必要。
[ 北海道 ]
快晴。夏。空が遠く見える。朝から車を走らせる。連休最後のサウナを愉しむべく。待ち人多数、気を利かせてか10分前に開けてくれた。流石我がホームである。1番乗り、テレビは既に付いていた。いつか旧友に貰ったサウナ用眼鏡がこの上なく役に立つ。1時間。椅子で整えていたら、よく見た顔が横切ったのである。直属の上司。狭い町、出会ってしまった。とは言え、さほど関係性、悪くはない。ひとり上手を楽しみたかったが、話しかけてくる。仕方がない、サウナ用眼鏡を自慢する。疲れた。先にでた。ロビーでは風呂あがりのおばあさんの集団、隣町、温泉の入館料、400円だったか500円だったか、揉めている。僕には答えがわかる。400円だ。蜻蛉が飛んでいる。北海道の夏、それは短い。