2020.07.05

1回目の訪問

はじめてのサ活、吟味に吟味を重ねた結果、佐賀ぽかぽか温泉に捧げることにした。

大雨続く日曜の夜、22:30ごろ到着。
駐車場はほど多く少し不安になりながらも入店。いざ更衣室を見ると人もまばらで一安心。
今まではどのお風呂に入ろうかと思っていたが今日からは違うのだ。サウナが見せてくれるという""境地""へ誘われに来たのだ、という期待に胸を膨らませて体を洗う。

しっかりと体を拭きいざサウナへ。
まずはドライサウナ。
2段目の入り口側に座り、ゆっくりと息を吸い込む。温度計に目をやると77度。
じわじわと玉の汗が出てくるのを感じながら5分。
程よく温まった体をかけ湯で流し、いざ隣の水風呂へ。

…この水風呂、15.3度!?
これ、サ道で見たぞ。このぐらいの温度が一番""整う""ってな……
そんな表示に胸を躍らせながら爪先を水風呂につけた。
つめたい。
つめたすぎる。
しかしここで引き下がっては男(?)が下がる。
そのまま一気に入り込み、首まで浸かった。
ここまで温度が低いと心臓がかなりスローペースになることを知った。
ギュンギュンに冷えた体を浴槽から上げて、そのままなぜか塩サウナに突撃。
おいおい、休憩は挟まないのかよ。あそこが一番いいんだぞ、とあのときの自分に言ってやりたい。

塩サウナは先客あり。床が塩だらけで苦笑しつつ適量を肌に乗せて着座。
その日は余りにも蒸気が立ちすぎて温度分からず。
15分ほど軽いストレッチを混ぜ汗で塩が流れきってから退室。
すぐそばにある寝湯で一休み。冷たい雨と温い湯が雲のようなベッドに感じた。
整いまであと一歩。

3セット目、入った瞬間にテレビで日曜夜の野球コーナーが始まり釘付けになる。
12分計が1周半を迎えようとする中、ヤバイ喉の渇きとこのままコーナーを最後まで見たい自分との葛藤が始まった。
その結果、喉の渇きが勝利。(当たり前だ)

特集されていた山本由伸、ごめんな…と思いながら2度目の水風呂。かなり熱っている体には酷な温度な水が全身を覆い包む。一気に心臓の鼓動が遅くなって、キーンと耳が遠くなる感覚。
少し歩いた露店風呂のテレビ前のベンチに寄りかかり、先程のテレビの続きを。
その時だった。

ふわふわと目の前が歪んでいく。体の力がゆっくりと抜け、音が鋭敏になり、微笑む山川穂高がとても可愛らしい存在に見える。
雲の上を漂っているような感覚。
ああ、これが""整う""というやつだな…
そう思ったのをはっきり覚えている。

初めての整いに胸躍らせつつ、退館時間が迫っていたため風呂に入って終了。
初めてのサ活にしては上々。

  • サウナ温度 77℃
  • 水風呂温度 15.3℃
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