天然温泉やよい乃湯
銭湯 - 北海道 帯広市
銭湯 - 北海道 帯広市
3連休最後の日はここ、やよい乃湯だ。週替わりで男女が入れ替わるシステムで、今週は男がフィンランド式サウナと聞きつけ、やよい乃湯に決めた。と言いながら、フィンランド式サウナがどんなものかよくわからい。何て事はない、8分に一度、自動ロウリュされるサウナだった。
前回訪れたのは昨年のクリスマスイブ、常に満員電車よろしく激混みのやよい乃湯だが、聖夜に温泉へ行く者は少ないだろうと予想しての事だった。見事予想が的中し、空いてるとまでは言わないが、そこそこの混み具合で利用できた。しかしそれと引き換えるように、新型コロナウイルスをお見舞いされた。
今日は18時頃行ってみたが、人人人、また人、人の山だった。帯広人は余程温泉サウナが好きらしい。おそらく常に100人は下らない人数が空間にひしめき合っており、細胞の新陳代謝の如く、いつまで経っても人数が減らない。温泉はさながら、芋洗い係長状態だった。
しかし、ドライサウナとフィンランド式サウナがあるので、サ室で座れないという事はなかった。むしろ整い椅子が足りない。露天の整い椅子は空いているものの、内風呂の整い椅子は常に塞がっていた。北海道の厳しい冬に外で整う者は少ないのだ。
1時間に一度、サ室のタオルを交換してくれるのは清潔感があり、ありがたい。タオル交換です、全員ご退室願います、の掛け声と共に、一斉に全員が立ち上がりサ室から出て行く様は、不謹慎ながら、アウシュビッツの強制収容所の毒ガス室を連想させた。
この日はフィンランド式サウナとドライサウナを交互に合計4セット完遂。サウナも連続3日目ともなると、暑熱純化のためか、あまり整う感覚がなかった。
店員がある常連と会話していた。あら今日はこんな一番混んでる時間帯に来たの?19時過ぎになれば混み具合も少し落ち着くのに、と。なるほど、19時を過ぎればこの人の波も落ち着くのか。メモメモ。確かにその通り、20時を過ぎて施設を後にしたが、帰る頃には人流もだいぶん落ち着いていた。そんなわけでここ、やよい乃湯も十勝最高峰の温泉サウナ施設認定である。
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