蒸す・Z(Стим.З)

2020.12.04

1回目の訪問

私は何か衝動的なものに駆られ、振替休日の朝、一人小田原中継所に立った。
夢にまで見た箱根駅伝5区、山登り。
通常のマラソンや駅伝ではまずお目にかかれなない激坂を13キロ以上登り国道1号最高点874mに到達すると、今度は芦ノ湖までの急激な下りが待っている。
作詞家滝蓮太郎は「箱根の山は天下の険」と評したが、その名の通りの難攻コースである。
心身共に崩壊に導くこの険しさこそが「マウンテンマゾヒスト」の私には合っていたようだ。
それからほぼ毎年のように幾多もの登頂を重ね…、昨日遂に13回目の走破に成功した。
初めて走破した時は芦ノ湖で折り返し復路6区も走ったが、昨日も欲張ってしまい5区、6区の合計フルマラソンに匹敵する距離を走る。
これまでは山岳区間を走った後となれば箱根湯本駅付近の弥次喜多の湯とかっぱ天国の2択だったが(笑)、今回は箱根湯本駅から「無料」シャトルバスに乗り塔ノ沢の箱根湯寮へ。
これまた急坂だが、駅からは3分程度で到着する。バスの本数も多いので帰りのロマンスカーの時間からの逆算も難しくない。
箱根駅伝の追っ掛けをしている私としては「塔ノ沢温泉」と聞くだけで興奮気味になってしまう。
以前から認知はしていたがもっと早く行っておけば…!と思う様な施設であった。

#サウナ
90度の3段。
熱さはそれ程無いが1時間に一度スタッフがサウナストーンにアロマ水をロウリュしてくれる。
ロウリュは暫くの間中止中との貼り紙があったが、これはアウフグースをしないという意味なのか。数人の熱波師の写真があったが、ロウリュしたのは外国籍スタッフ。笑

#水風呂
塔ノ沢の沢水。季節柄ギン冷え。
深さ90センチで広々とした浴槽。
函嶺洞門と早川をFacebookの背景にしている私だが、想い入れのある憧れの水に、こんなにも贅沢に浸かれるとは…。
サウナの聖地しきじの水風呂は聖水と言われているが、箱根駅伝ファンにとってはこの沢水こそが聖水である…。

#休憩スペース
ベンチが数台。
真っ赤な紅葉がアクセントとなった山の景色が美しい。まだ秋の残り香を残す箱根の山中で、沢水を拭き取っての外気浴。
平日なので混雑は無く、その自然を存分に味わうことが出来た。
2週も連続で素晴らしい自然派サウナにありつくことが出来るとは…!

ちなみに、露天風呂からは国道1号線を見下ろすことが可能。何度も駅伝を出してしまい申し訳ないが、これまた5区6区のコースなのでワクワクが止まらない。
箱根湯本駅近に清潔で安心して利用出来る施設を確認出来、収穫は大きかった。

蒸す・Z(Стим.З)さんの箱根湯寮のサ活写真

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 16℃
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