ファンタジーサウナ&スパおふろの国
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
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「彼は強かった」
そう言ったのは、辰吉丈一郎である。
舐めていたわけでわないだろう
決して舐めていたわけではない・・・
だが、12ラウンド
ゴングは鳴った
左目を腫らし彼はそう言った・・・
そして上がった手は彼ではなかった・・・
サ室
70度
舐めていた訳ではない
ただ、いつもならばサ室インはイズネス発動15分前である
だが、ブランクを考えインは10分前にした
青コーナー最上段へ
減量不足か?
7ラウンド開始のゴングの前に既に顎が下がる
ボクシングスタイルが変わったのか?
随分と重いパンチだ
8・9ラウンド
もはやノーガードだ
リング上にいる事すらやっとだぜ
10ラウンド
セコンドへと合図を送る
そう。
タオルを投げ入れてくれと・・・
そして俺はリングを降り、同時にチャンピオンはスポットライトに照らされた
水風呂
1ラウンドのぶん殴りあい
だが、ここには勝者も敗者もない
テレフォンパンチの様に効きいていたパンチもやがて心地よくなり出す
酩酊・・・
そして這い上がり崩れるように椅子へと落ち込む・・・
ああ、燃えたよ‥‥真っ白に‥‥燃え尽きた‥‥真っ白な灰に・・・
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