通りすがりのサウナー

2024.11.14

1回目の訪問

赤坂見附駅のそばという好立地ながら、建物自体は昭和の繁華街を漂わせるビルの中にその施設はある。
そして、昭和感溢れるエレベーターに乗り込み、3階へ。
エレベーターの扉が開いた先はもはや別世界。
とても煌びやかで令和を感じさせ、かつ木の造りを前面に押し出したフロアはまさに和を感じさせてくれる。
侘び寂びをコンセプトに山里の高級旅館を思わせる本格的なサウナ施設という言葉に偽りはない。※サウナ施設だが、宿泊も可能とのこと。
にも関わらず、入浴のみの利用は3時間2,200円という赤坂という立地抜きにしても驚異的な低価格設定である。

入館方法は受付で特徴的なリストバンドを受け取り、靴を脱いで、脱衣所の左脇のリストバンドの番号の下駄箱に靴を入れ、受付脇の自動入館機に向かい、入館手続きを済ませる。少し初見では戸惑う。
なお、ロッカーもリスト番号と連動している。和を感じさせる木のロッカーに凹凸のない黒いICマークにリストバンドをかざすと開けられるが、ロッカーは他の施設よりも小さめ。大体の施設が上下2段に対し、3段といえば、その小ささは伝わるだろうか。
そして、洗い場は固定式のシャワーヘッドタイプがありヘッド自体は大きめだが、洗い流したい箇所は自ら動く必要があるので、ちょっと洗いづらさを感じる。

41℃前後の温風呂と15℃前後水風呂(入る場所で体感温度が変わるらしい)が1つずつにAIオートロウリュの「薙」とセルフロウリュができる「荒(すさ)」の2つのサ室がある。

「薙」は入っては広々とした2段式でかなり部屋が明るく、比較的新しいのか入ってすぐに桧の香りが鼻腔を突き抜ける。部屋の湿度はAIで一定に保つようになっており、不定期にロウリュがされる。
「荒」は3段式で縦に長く、1段1段のかなりの高さがある。セルフロウリュはラドルではなく小さめ柄杓で行うところに粋を感じる。こちらも檜の香りがたまらない。
どちらのサ室の入り口も小さめ作られている。
サ室を出れば目の前にすぐ水風呂なので導線も悪くない。
内気浴スペースもしっかりと区切られて設けられており、じっくりと内気浴することが出来る。
唯一気になる点としては飲食物の持ち込み禁止なのだが、見た限り、自販機もなく、給水機があるのみ。そんな中、浴室の置き場に誰かのペットボトルの飲み物が置いていたりする。宿泊者は例外的に持ち込みOKらしいが、それが宿泊者かどうかの判別はどこでしているかはよくわからない。

総合的にはこの値段でこのクオリティは破格と言えるので、またリピしてみたいと思う。

  • 水風呂温度 15℃
0
9

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