桜湯サウナ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
静岡サウナーとして、一度は行きたい。いや、行っておかなければいけないと思い、ついにやってきた桜湯。
駒形通りを安倍川方面に歩き、銭湯の脇にある古びた階段を登り、入口でお金を払い、タオルとロッカーキーを受け取りいざ入場。
入浴5分
サウナ10分×3
水風呂1分×3
休憩5分×3
いやー、すごい。今昭和レトロがブームと言われているけど、復刻ではないリアルな昭和がここにはあった。
ロッカーの上には常連さんの洗い道具が所狭しと並び、浴場にはケロちゃんの風呂桶。
サウナ室はまさに、昭和のストロングサウナそのもの。サウナタイマーの代わりに砂時計。1回目は90度だったのが2回目100度、3回目115度と変動し、3回目は本当に熱くて汗の量が半端ない💦
そして、入れ替わり立ち替わりやってくる刺青のお兄様方。皆さん、静かにマナーよく入っておられました。
水風呂は肌に優しく、だいたい18〜20℃あたりだろうか。冷たさは感じないものの、本当に身体全体が包まれたような感覚で気持ちいい。
休憩スペースは特にないので、洗い場の椅子に腰掛けたり、お風呂の縁に腰掛けたり。最後にもう一度、お風呂に入って出ました。
水風呂との境目がほぼないので、サウナーさんが水風呂に入ると水が流れ込み、浴槽の中で熱いお湯と分離するいかにも昔のお風呂っぽさがまた良い笑
最後になりますが、時代が移り変わり、インスタ映えや若い人に寄ったスパ銭が増え、古き良き街のお風呂屋さんが姿を決していく中、一切ブレずに自らのスタイルを貫き通す桜湯。さすが明治から続く歴史と伝統は伊達じゃない。
充実した施設もいいけど、こういうサウナがあったっていいじゃないか。桜湯は戦後日本の、静岡のサウナ文化を支えてきた生き字引的存在。今のサウナブームがあるのは、こういう街銭湯がその歴史を絶やさずに繋いできてくれたおかげだと思うし、最大限の敬意を表したい。
またお邪魔します!
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら