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2020.11.30

1回目の訪問

11/28(土)のサ活。

「初めは軽い気持ちでした。まさかこんなことになるなんて思ってなくて…。せっかくなら行っちゃいましょうよ!それぐらいの感覚だったんです…。」

動機について聞かれるならこう話すしかない。ちょうど旅の予定を決めようかという日にサウナシュラン2020が発表された。らかんの湯が2年連続1位を獲得だと。佐賀ならすぐじゃないか、と。福岡からならすぐですよ、と。

湯らっくすから福岡に戻り1泊。
二日酔いを鯛茶漬けで抑え込んで向かった佐賀県は武雄温泉。

約4000円のサウニングなんて初体験、レスタが可愛く見えてくるラグジュアリー空間が目の前に広がった。

サウナに入り始めて3年経ったが、「早くサウナに入りたい」ではなく「1秒でも長くサウナに居たい」と思ったのは初めて。
時間が進むにつれ暗くなるサウナ室で、砂時計もよく見えず、時間という概念は完全に感覚的なものだけになるにも関わらず、だ。おかげでいつもより丁寧に汗が出た。噂の佐賀県嬉野ほうじ茶セルフロウリュがたまらない。前日の湯らっくすもそうだが、サウナ室にいる人間の共通認識として「今だ」みたいな流れがある。無闇矢鱈にロウリュする輩なんて居ない。皆、愛があった。

サウナ室から出て露天ゾーンへ。温泉水を冷やしたという水風呂で、初めて浮かんだ。冷たい温泉に入ったことなんかなかった。あまりの衝撃さにうまく文字に出来ません。残念です。こんなに伝えたいのに。僕、浮かびました。

山の中。なんとも言えぬ丸みを帯びた整い椅子で寝転ぶように座って始まる外気浴。澄んだ空気。紅く色づき始めた山々。とにかく空が広かった。普段の外気浴で見上げる空はもっと狭い。空、こんな広かったっけな。東京に出て10年経った。大人になって忘れていた。ありがとう、サウナ。

そんな初めて尽くしのサウナ⇄水風呂⇄外気浴を繰り返し6セット。

合間合間に挟んだ薬湯。ここもまさかの水中リクライナー!!!昨日感動したばっか!!しかも薬湯で!!某サウナにある漢方的な香りの!!完全にお一人様用の薬湯からの景色、これもまた素晴らしい。もう、本当に、自分が何者なのか分からなくなった。日本で1番と言われるサウナで、そのレベルの高さに飲み込まれ、自我を失いかけた。連れの友人もよく分からないことを言っていて、あれは完全に失っていた。怖い。サウナは人をダメにする。

御船山楽園ホテル らかんの湯こそ、サウナ界の“ラフテル”。辿り着いた者にしかわからないのが“ひとつなぎの大秘宝”。東京に戻った時、自分がまたサウナを好きでいられるか自信がなくなった。そこまで不安になるようなVIPサ活だった。

  • サウナ温度 85℃
  • 水風呂温度 16℃
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