OND HOTEL
ホテル・旅館 - 佐賀県 武雄市
ホテル・旅館 - 佐賀県 武雄市
12月15日、グランドオープン初日に訪問。
どこよりも浴室が簡素だった武雄温泉ハイツがリニューアルされ、遂にオープンを迎えた。
#サウナ
セルフロウリュサウナと薪サウナの2室。どちらもセルフロウリュが出来る。なお、TVや12分計は設置されていない。
・セルフロウリュサウナ
2段で定員8名ほどのストーン式サウナ。室温は約85℃。壁や床は黒を基調とし、間接照明を用いることで暗く落ち着いた空間に仕上がっている。天井は低く、座面は高い造りのおかげでロウリュの蒸気熱の巡りが良い。座面も奥行きがあり、胡座をかきやすいのも嬉しいポイントだ。
・薪サウナ
2段で定員は4〜5名ほど。熱源は薪ストーブとボナサウナの二刀流仕様となっている。こちらはセルフロウリュサウナとは打って変わって、室内が暖色系の照明で照らされている。しかし、せっかく薪が燃えているのだからこちらも暗くて良いのでは?と疑問に思った。
室温は約82℃。セルフロウリュサウナとの温度差はあまりないが、湿度はこちらの方が低く、カラッとしている。
#水風呂
半露天状の内湯と露天にひとつずつ。内湯は水深85cmの座って入るもの、露天に最大水深150cmの立って入るものとなっている。どちらも地下水を使用しているとのこと。露天側の深い水風呂のこの日の水温はなんとグルシン9℃台。水質の良さを感じている余裕がないほどギンギンだった。
#休憩スペース
外気浴スペースにととのい椅子6席。アディロンダックチェア2席。ととのいベッド3席。S字型のデッキチェア2席。
#まとめ
夜はシャンプーやコンディショナーを照明に翳さなければ見分ける事が出来ないほど、浴室全体が他の施設よりも突出して暗い。建物の入り口も、「本当に今日オープンか?」と疑ってしまうほどの暗さだった。
しかしそれが嫌ではなく、ここまで振り切っているからこそ、落ち着いた雰囲気が作られているように感じる。私は1人で静かにサウナを堪能したいタチなので、とても性に合っていた。
他にも、元々露天のなかった浴室の窓を取っ払うことで露天化するという想像の斜め上を行くパワープレイ。この斬新なやり口には心を掴まれたのだが、今日はオープン初日ながら生憎の雨と強風に見舞われ、浴室の至る所に落ち葉が散らかっていきなり裏目に出ていた。完璧なものを見せられるより、こういう愛嬌があった方が愛でたくなる。今度は晴れた昼間に行ってみよう。
男
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