3S HOTEL ATSUGI
ホテル・旅館 - 神奈川県 厚木市
ホテル・旅館 - 神奈川県 厚木市
「選択肢が(複数)ある」ということは幸せな事である。
真の不幸とは「選択すらできない、そもそも選択肢がない」事である。
過去30年来の史上最悪の円安の状況下で突入した10連休のGW。
多くの人々は海外旅行を諦め国内で過ごすだろう。
そうサウナーたちも。
サウナーの聖地、健康センターも例外ではない。連日人が集まっているはず。
健康センターは人が多い時には最悪、洗い場にも人が並び、サ室、水風呂、外気浴スペースと全てに並びが発生する。
古い施設ではあるが、草津の源泉も持ってきており、サ室もひろく
確かにサウナーにとってのアトラクション施設のようだ。
GW最終日の前日、すなわち今日5/5に先に出先から厚木まで帰り、健康センターに泊まって翌日5/6終日の朝イチで都内に帰る。
そんな計画の人はきっと多いはずだ。
さらに地元の人も遠出から帰ってきて、その疲れを癒すために
健康センターでゆっくりするであろう。
それに比べて3Sはどちらかというとビジネス、出張利用が多い。
連休中はそこまで混まないはず。
そうアタリをつけて僕はギリギリまで悩んで3Sホテルを訪れた。
そして男湯のドアを開き、
脱衣所の靴の少なさをみて僕は思わず微笑んだ。
。
脱衣所の時点で立ち込めるサウナの香り。
服を最低限のモーションで脱ぎさり、洗い場に飛び出して
身体を清める。
はやる気持ちを抑え、いよいよサ室の扉を開く。
そこには3人しかいない。
「勝った…」
僕は思わずそう微笑んだ。
サウナーのアトラクション、健康センターでは味わえない
セルフロウリュウを同席のサウナーに敬意を表しながら
嗜む。
アロマの香り。
温度はいつも通り90°前後。
上段ではなく、あえて下段でじっくり楽しむ。
玉のように出てくる汗が心地よい。
心拍が135程度になり12分時計が10分の位置を示すと、
ゆっくりと立ち上がりサ室を後にする。
30°前後のぬるま湯で掛け湯をし身体を慣らしてから
14°の水風呂へ。
今日とここで整う。
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