アジュール竹芝 天空の湯
ホテル・旅館 - 東京都 港区
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20:30in
なんとも名前が良い。天空の湯。景色が良いお風呂は大好物なのでまず名前に心を掴まれた。HPを見てみる。「東京絶景×風呂」東京ベイの眺望。東京タワーの夜景。都心にあるホテルでは希少な本格的入浴施設。全ての文言が僕を呼んでいる気がした。
車を走らせる。キラキラしたビルを抜け竹芝。お目当ての施設。エレベーターで18階へ直行してビジター入浴の代金を払う。入り口でフェイスタオルとバスタオルのセットを渡される。
ロッカーはリストバンドではなく暗証番号式。そのためかどれが空いているのか一見しただけではわからない。ひとつひとつ開くかを試す。混んでいるのか開くロッカーがない。5回か6回目ぐらいのチャレンジでようやく開いた。
中に荷物とパンツみたいなのがクシャっとして入ってた。鍵をかけろ鍵を。
その後数回のチャレンジを経てようやく安住の地を見つけた。いそいそと着替えて浴室へ。目の前一段高くなったところにジャグジー。右手にお風呂。右手奥にカラン。左にサ室。
とりあえずお浄めを済ませて夜景が楽しめるポイントを探してみる。陸側と海側が週替わりらしい。訪れた日は男性が陸側。つまり東京タワーを望む夜景が見られるはず。
おかしい。ぐるっと一周してみたけど、いくら探しても天空成分が見当たらない。正面ジャグジーの奥のガラスは曇りきっていてほとんど何も見えないけどきっとあの明かりは東京タワーなんだろう。HPにあった「東京絶景×風呂」ってこの曇りきったガラスのことなんだろうか。とはいえ他に外が見れそうなポイントは皆無。ガッカリが止まらない。
それにしても掃除が甘すぎて色んなところがヌメる。ピンクのカビのやつ。ジャグジー奥のタイルの溝とかも色が変わって触らなくてもヌメることが容易にわかる。
気を取り直してサウナへ向かう。座面にはマットなどが敷かれていない。足元にはバスタオルみたいなのが乱雑に置かれている。座ろうとしたところがケツの形に濡れていてだいぶ躊躇。端に置いてあった謎のタオルで拭いてから座る。なかなかの熱さだけどgotoのせいか親子連れが多くドアの開閉が多く集中させてもらえない。そしてみんなスゲー喋る。
希少な本格的入浴施設って書いてあったお風呂も色々と浮いているのに気づいてすぐに出た。各所掃除してないことが丸わかりな上に、全然天空じゃない。鬱々とした気持ちを引きずりながら2セットだけして撤退。
あの曇ったガラスの景色で天空って名前つけたらダメな気がするけど、こんなダメ施設を見たのは久しぶりすぎて逆に楽しかった。
男
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