デスボイス推進協会

2020.12.26

1回目の訪問

投稿0の為、好奇心で訪問。停止前ぎりぎりのGoToを使って宿泊利用。

浴場内レイアウトは別館のりらっくすに酷似していて、出入口すぐの右脇にサ室があり、その先にシャワー。入った瞬間に強くりらっくすを感じたので、露天水風呂に期待を寄せたのだが、残念ながら水風呂は無し。
サ室内は縦長の2段で、10人前後は座れそうかといったところ。奥のレンガで囲まれた中に電気式ヒーターがある。が、あからさまな熱量不足を感じ、物足りない。しかもなんとサ室内なのに足元が涼しい。もはや肌寒さすら覚える。温度計は90℃を指しているが、ヒーターの真上に設置されているからであろう。体感温度は上半身で50〜60℃、下半身に至っては15〜20℃前後ではないだろうか。そして極めつけは時間計が置いていないこと。代わりにポツンと一つ、5分の砂時計が設置されているが、先客が使っていたらどうすれば良いのか。また、15分いても全然物足りない環境下で何度も立ち上がって砂時計を再度動かすのが非常にめんどくさい。旅館ということもあり、デザイン性重視で砂時計を選定したのかもしれないが、ユーザビリティは非常に低いと感じる。

結論として低火力のサウナと謎の砂時計、水風呂もないことから、満足できるサ活は実質不可能。日帰り1000円で入浴可能だが、サウナ目的で来訪された場合は野口英世×1と共に泣くことになるので、好奇心旺盛なサウナー同志達への警笛を鳴らす意味でここに記しておく。
そして、さとみ温泉の経営者様へ。もしこれを読んでいただいていたなら、いちサウナーの声として拾っていただきたい。
そもそもここは旅館で、サウナー人気の高い別館りらっくすと棲み分けしているのかもしれないが、せっかくならさとみ温泉もサウナに力を入れても良いのではと感じた。昨今のサウナブームも相まって、いいサウナがある旅館は観光でも出張でも優先的に選ばれやすい為、旅館の人気上昇により売上の向上も見込めるのではないだろうか。
謎に2つあるぬる湯の浴槽の内の片方を水風呂にして、サ室のヒーターを交換して、場内のデッドスペースにととのい椅子を増やす。たったこれだけで良質なサウナ施設として名を馳せるポテンシャルがあると我は感じている。秋田市を代表する老舗旅館だが、まだまだ伸びしろがあるのではなかろうか。
是非、進化を遂げたさとみ温泉との再開を願っている。

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