KIKI知床 ナチュラルリゾート
ホテル・旅館 - 北海道 斜里郡斜里町
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KIKI知床 DAY2の回。
『イグルーサウナで理性の壁がぶっ壊される』
早朝5:00に目覚める。昨晩夕食食べ過ぎ問題と日頃の疲れがたたり寝落ち。鬱憤を晴らすため5:30にはスタート。
洗髪洗体からの髭剃り後に露天風呂でスタート。イグルーサウナはフクロウみたいでかわいいなとか思いながら10分過ぎた頃にスタッフの方が、「薪の温度上がったのでどうぞ」と嬉しいお声がけ。1時間以上も開始が早まったが、結果抜けられない沼に落とし込まれることとなる。
本日のサ活 5セット
サウナ 12分✖️3 イグルー
10分✖️2 クロウナ
水風呂 1分✖️5
外気浴 6分✖️4
内気浴 10分✖️1
サウナ
イグルーサウナで3回連続一人で独占。温度は85度を回ったほどだが、薪の柔らかい熱源、薪の爆ぜる音、香りも格別だ。そして息苦しさは微塵もない。誰に遠慮することなく自分のペースでロウリュ一杯。狭いサ室が功を奏し熱がダイレクトに突き刺さる。鈍器で殴られながらも一気に致死に至る。好き勝手蒸し散らかす。全てが最高。3、4分に一度ロウリュし3回目に昇天する素晴らしきルーティン。
7時前になるとイグルー目当てのサウナーさんがやってきた。このまま特別な思い出だけを残しておきたいのでイグルーを明け渡しクロウナへ。再び一人の世界。漆黒の闇にオレンジの電灯がぼんやり光るメディテーション系。最上段が洞穴状になっており明らかに熱だまりスポットの様相。ちょうど胡座をかいて天井拳ひとつ分。前面以外全てが壁に覆われてる。イグルーで体がバカになっているせいもあるが1分待たずに汗が噴き出てくる。時折セルフロウリュで下るが、上段に戻る頃には灼熱の中にいる。最高すぎて溶ける。
水風呂
バカになった身体を急激に冷却して正気に戻すにはシングルしかない。水風呂中滝行3回。もう何もいらない。
外気浴
氷点下の冷気で床やアディロンの肘掛けも凍っている。全身あまみの放心状態で何とか辿り着き横たわる。ととのいではなく金縛りにあったと錯覚するほど動けない。頭はハッキリとしているが何も考えられない。寒気で身体がやっと動くようになったら、今度は無意識にサウナへ向かう無限ループで三途の川を渡りかける。ととのいを超える黄泉の世界を垣間見る。
最後は露天風呂に浸かりながらイグルーを眺めていると幸運のフクロウに見えてきた。色々な幸運が重なりこのような幸せにありつけ、知床の自然と人間の叡知を思い知るに至る。もうこの幸運は二度と味わえないかもしれないがいつかまたここに戻ってきたい。知床の奥深さと人々に感謝しかない。ありがとうございましたの最上級でお礼をお伝えしたい。ただただ最高でした。
男
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