hiro-mixture

2019.12.14

1回目の訪問

北欧の風

感じましたね、ついに。

あの風ですよ、7F 露天風呂の。
行ったことある人なら分かると思うんですけど。

それでも季節によって気温とか、その日によって風の勢いとかの違いはあると思うんですけど、本日は12月も中旬のやや低めの温度の、体感ちょっと強めの風が、露天には吹き荒れていました。

実は外気浴も、サウナ欲や水浴と同様に温度が意外と重要で、でもそれは人間がコントロールできるものではないので、自然任せの基本運任せみたいなところがあるものですから、そこは日頃の行いが問われるところです。

良いところがたくさんあった北欧ですが、あえてベストを選べと言われたらそれは紛れもなく「風」でした。

まず第一に高層ビル街の地上7Fならではの風。
そして、これは予想ですが、北欧の露天は風が通りやすい構造を意図して設計して作っているのでしょう。
なんかそんな感じがします。

その他の、例えばサ室や水風呂、もっと言うとそれ以外のトゴールの湯とかカランみたいな細かいところに至るまでの全部が充実していて、ほとんどが及第点どころか一般的にサウナ施設として重要とされる箇所はその全てが非常に優秀な状態を保っています。
風はそれら全ての要素の上にプラスアルファで乗っかってくるものなので、基本的なポイントを全て網羅しつつ、あとは天候などによってより上がるか、そうでもないか、くらいをキープしているのです。

激戦区の上野周辺で絶対王者を守り続けてる理由はここにはあると思います。
まさに北欧ならぬ「北王」ですね。
ドラマの舞台にだってなっちゃうわけですよ。

でも、僕はぶっちゃけ、ドラマ「サ道」あんまり好きじゃなかったんですよね。
まぁほぼ全部見たんですけど。何本かはOAでも見たくらいなんですけど。それでも、どうしても受け入れがたい部分があって。

それはキャラ設定とストーリーなんです。
それは僕が"「マンガ サ道」の1巻"という、所謂サウナーのバイブル的扱いを受けているあの本が好きで、あの内容が好きだったんですよね。あの世界観が良かったんです。

ドラマの「偶然さん」なんか全然別人じゃないですか。蒸しZを探し回るとかって話もなんか意味分かんないですし。

とか思ってたんですけど、ドラマ「サ道」放送の情報公開と同時期に「モーニング」による「マンガ サ道」の連載が再開して、コミックス派の僕は2巻とか3巻が発売してから初めて読むわけです。

そしたら、めっちゃドラマ「サ道」寄りの内容に変わってましたね笑

なんだ、じゃあ原作通りってことじゃん。
じゃあ、やっぱり北欧が聖地なのかっていうね。

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