あおさく

2023.10.11

1回目の訪問

水曜サ活

ととけん、とは「ととのい研究所」の略。ランステ×サウナ×バー、という挑戦的な施設でもある。

21時半。閉館まで1時間半。
1階のバーは多くの客で活気付いてる。周囲に店も少ないので、良き憩いの場にもなっているのだろう。

4階の脱衣所に向かう。浴室は5階だ。都市型施設らしい。

浴室。
訪問した施設の中で最もコンパクト。そのど真ん中に大きな水風呂。周囲を洗い場、サウナ、湯船、テラスで囲う形だ。水風呂こそサウナの真髄と捉えているのだろう。

サウナ。
浴室のコンパクトさに比して、広い。L字型で2段組み、定員は12名ほど。
まず目に付くのはikiのタワーストーブ。かなり巨大。気合いを感じる。オートロリュー後はかなりの熱波。

ただ。サ室内のムラが大きい。上下差足元に熱が足りない。天井の高さも起因しているか。上段の座面は狭く、胡座もかきづらく、対処が難しい。

サ室は薄暗く、テレビも無く、瞑想空間的。ただ中央に扉洗い場の光が強く差し込むのが残念。

水風呂。
面白い。水風呂 in 水風呂。15℃の中にシングルの水風呂がある。冷冷交換浴もダイレクトinで行ける秀逸動線。大き過ぎるくらいの贅沢な造り。

外気浴。
マンションのベランダに、椅子が4脚、インフィニティチェア1脚。風の抜けは良く無い。幅も狭いので、椅子に座っても脚は伸ばせない。外気浴があるだけ、この規模でよく作ったな、とも思う。

以上がハード面。コンパクトながら、”ととのい”のために、個々の設備は良いものを取り入れたな、と感じる。

一方で、ソフト面。
騒がし過ぎる。ランステも兼ねているからだろ。連れ立って訪れる人が多い。外気浴でも座って歓談されている。
施設も、訪れる人も、サウナが主ではないのだ。コンセプトからして仕方ないところか。

ならなぜ、”ととけん”の名を冠しのかとも思うのである。

志では、サウナはオマケでは無いはずだ。挑戦的な施設ではある。諦めないで欲しい。サウナ”も”、諦めないで欲しい。

浴室は黙浴、歓談は1階のバー、と分けることも可能だ。

ハード面も改善点は多い。外気浴に扇風機があってもよい。サウナハットを掛けるフックも欲しい。

水風呂周りの動線も良くない。洗い場を通れば水がかかる。外気浴から戻ると水風呂の水がかかる。ただでさえ狭い通路にクーラーボックスを置くのは避けたい。

研究とは、探究し続けること、挑戦と改善を続けることではないか。サウナ、ととのいを研究し続けて欲しい。まだ新しい施設だ。これからの変化に期待したい。

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