たからゆ
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
なんと新年、毎日サウナに行っているではないか、、、。素晴らしい。
最近パートナーが存在を教えてくれたのがこちらのたからゆ。
中野区にまだこんなに素晴らしいサウナ銭湯があっただなんて。アクア、健康浴泉、松本湯、江古田湯、そんなすばらしい宝石たちの輝きに目を奪われて、こちらの煌めきに気がついていなかったのか?
というわけでライドオン!
実は年末にも行っていたのだが、そのときはロウリュと送風のあまりの熱さに皮膚が「勘弁してください」というので皮膚の統括者(私)は「勘弁しましょう」ということでサウナに3〜4分くらいしかいられなかった。しかし結果はエクスタシーだった。
エクスタシーというのは脱自ということだから、自分が自分の外に出ていってしまう。私は雲となり気配となり中野区の夜の帳をただよっては熱波のように形を変えて、自分の中にたまった邪気をどこかに置いてくるのである。
だが女性のサイドではアウフグースもあるらしい。日本社会の女性風呂というのは過度なまでに「フェミニン」な内容を施設側から提供されている場合もあり、男性は熱に耐え、女性は美容に自己投資を強いられる、なんていう決めつけが風呂の場でもあるのだが、ここはそうではない。どうやら女性たちがブローワーに打たれ、(新年イベントなので)施設中に響く演歌のこぶしに晒されながら、オートロウリュの熱波に加えて5分間の送風に皮膚をさらしたようなのだ。
脱帽とはこのことだよ。でもそれは出泉後に知ったことで、入泉中は私は、たからゆが野方〜都立家政あたりの中野区の宝だなーとか、炭酸泉とシルク湯のコンビネーションは良いなー、とかばかり考えていた。
スタッフの方たちはみんな優しく、演歌ナイト的な選曲も若いサウナーばかりでなく地域の方々も大事にしますよ、といった感じもして素晴らしい。野方あたりには不思議なアーケード飲み屋も残っているみたいで雰囲気も良い。北高円寺あたりのサウナーよ、夜は優しい、tender is the night.
ちょっと頑張って野方まで来る価値が大いになっておすすめです。
男
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