サウナしきじ
温浴施設 - 静岡県 静岡市
温浴施設 - 静岡県 静岡市
【薬草サウナに身の危険を感じた日】
約半年ぶりのしきじ。車を走らせ3時間。早朝6時に入店。
久しぶりすぎて私の目には何もかも新鮮に映る。
まずは薬草風呂で思い切り生薬の香りを堪能。
水風呂は相変わらずの柔らかさ。
フィンランドサウナは室温105度、湿度は驚異の53%。
そして薬草サウナ。
一段目の座面の下の蒸気噴出口がバスタオルで覆われた事に気づく。なるほど、ここはいままで熱すぎて、まともに座れなかったからな。
最初のインターバルではぬるく感じたが、2回目でそれが間違いだった事に気づく。
地の底から響くような蒸気音とともに、盛大なスチームタイムがスタート。
痛い、痛すぎる。室内がまったく見えなくなる程の蒸気は熱水であり、あまりに凶暴。
周りの人はなんと走って退室している。
ここで事故は起きた。
「痛っ!」叫び声が響く。
室内の一人が走って出ようとガラス戸を勢いよく開いた衝撃で、外のドアのそばにいた人が横転したのだ。
ぐったりして起き上がらない。誰かが呼んだのか店員が駆けつける。
転んで手をついたとき、打撲か捻挫したのだろうか。その人は手首を痛がりながら、外へ運ばれて行った。
相手の人は「ごめんなさい」を繰り返しながら、運ばれる人の後ろを付いていった。
確かにあのスチームタイムの後の水風呂やトランスは最高だ。
しかし、人の安全は何より先に確保しないといけない。
これからも走って出る人が後をたたないなら、スチームの凶暴さは見直されるだろう。
改めてここが長年愛されている理由を確認しつつも、サウナで走ってはならないなどのルールを守ることがどれほど大事かを感じた。
サ飯は久しぶりの「さわやか」で。ここの「梅しらす雑炊」は隠れた名物。絶品だ。
男
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