サウナ四畳半主義者

2020.03.19

1回目の訪問

サウナ:7分 × 1(蒸気サウナ)
8分 × 1(塩サウナ)
8分 × 1(蒸気サウナ)
水風呂:(30秒 × 2)×3
    炭酸水風呂→通常水風呂
休憩:10分 × 3
合計:3セット
サ飯:唐揚げ、カレーうどん、卵焼き
   ビール、ハイボール

 この日の気分は、岩盤浴であった。

________________終劇_______________


 いま、このページを閉じた読者諸君、正解である。そして開き続け読み続ける、読者諸君もまた正解である。この世の善や悪、損得、生と死、全ての相反するものが表裏一体となる、それがサウナなのである。

 さて、岩盤浴といってもどこの施設にしようか。そんなことを考えながらいつも通りサウナイキタイで調べていると、これはこれは、お誂え向きな施設があるではないか、少し遠いが、岩盤浴も広く温泉、サウナまであるではないか。そう思った瞬間、私の知的好奇心が大きく膨れ上がっていくのを感じた。

 現地に着くとまずは、岩盤浴から楽しむことにした。岩盤浴でかいた汗を大きなお風呂で流し、サウナへ入り身を清める算段である。

 「広い」直感的な感想であるが、これ以外の言葉が思いつかないくらいには、圧倒されてしまった。岩盤浴だけでも5種類あり、外気浴エリア、冷気室も完備されている。また、岩盤浴エリア内全てで漫画が読み放題、冷蔵庫のドリンクホルダーには鍵も掛かり、その場所は安心感と満足感に包まていた。

 全ての岩盤浴から、外気浴とセットを重ねていく。サウナほど高温ではないにしろ、身体の芯から汗が出てくるように感じた。また時期も相まり、外気温もちょうど良く身体を冷やしてくれる。

 大変満足し、その足でサウナへと向かう。いつも通り体を清め、申し訳程度に湯に浸かる。まずは蒸気サウナからである。

 岩盤浴で汗を流していたこともあり、気持ちよく温まれた。次に水風呂であるが、ここの水風呂は珍しく2種類完備されていた。まずは、炭酸水風呂に入ってみることにした。

 「ピリピリピリピリピリ」刺激される。痛い。次に通常の水風呂へ入る。心地良い…。ピリピリからの開放感、カタルシスを感じる…。そのまま外気浴へ。

 「!?」そこには畳があった。畳である。眼前にはちょっと四畳半ほどの畳のスペースがあった。元来ベンチタイプの整い椅子が好きだった私はすぐに寝転んだ。畳の肌触りを皮膚に直接感じる。このまま身体が溶けて四畳半と一緒になるのも悪くない。まだ冷たい3月の外気が身体に染みた。

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