ヨコヤマ・ユーランド鶴見
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
温浴施設 - 神奈川県 横浜市
川崎方面からユーランドに向かってペダルを踏んでいた。朧げながらに思い出す、右にカーブした先に、鶴見川があったはず。大きな茶色の楽スパが見えてきた、たぶんもう少し、ファンタジーサウナ?名前変わった?焦ってスマホでググってみると、あとちょっとで目的地、楽スパと近いことはわかっていたが、まさかもう一軒あるとは思いも寄らなかった。
無事着いて、カウンターでキーを受け取り、階段を上がった。キーだけが新しく、鄙びた旅館のような、気取らない雰囲気に頭のネジがゆるみ始めた。
浴場には湯船が豊富、ひいきめだが、温泉の、透き通った茶色の透明度は、仁淀川を彷彿させた。
手始めに、湯に浸かると、檜の湯船の手触りに、サウナの存在を持って行かれたが、効能を読んで楽しんでいると、頭がクリアになってきて、サ室への期待が高まってきた。
サ室は、一部がニ段、おや、意外と一段目も人気があるようだ。オススメの一段目に座ってみることにした。珍しく、中央にも座れるレイアウト、流石にそこに行く勇気は出なかった。
ハットもマットもここでは出番がないようだ、むしろタオル、泥棒や忍者ばかりがやってくる。
5分経過、こんなに早く時間を気にするの初めてのこと、一段目なのに、なんてことだ、目を閉じて、深呼吸、姿勢を正すと、汗の流れが止まらなかった。
水風呂は、キンキン、サ室とのバランス、最高。距離も最短、バイブラもなく、真正面から冷やしにくる、いつもなら、わざと動いて冷やしにかかるが、じっとして、真正面から受け止めることにした、そうすることが、礼儀のように感じたからだ。
椅子に座り、目を閉じる。湯船も水風呂も、常に注がれ続いている。その音を聞きながら姿勢を正すと、だんだん聞こえなくなってきて、フワフワしてきた。
意識が戻ると、次は二段目、水風呂からの低温温泉、再びサウナに挑むため、タオルで体を拭きながら、次々と新たなメニューが溢れ出していた。
歩いた距離 1km
男
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