ライオンサウナ新橋 (レンブラントキャビン&スパ新橋内)
カプセルホテル - 東京都 港区
カプセルホテル - 東京都 港区
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言:対戦かたじけなくさうらひき。
今宵は新橋の「獅子蒸し風呂新橋」に行きき。
一階の靴箱に靴をしまひ、IC札付きの鍵を身につけ、昇降機にて受付のある四階へ向かふ。
蒸し風呂のみの利用者は、受付を素通りし、手ぬぐひ棚より手ぬぐひを手に取り(上限三枚)、戸棚室へ向かふ。手ぬぐひの寸法は顔手ぬぐひに、風呂手ぬぐひはあらず。
戸棚室なれど、靴箱の鍵に付けるIC札に開錠する型なり。そのため、戸棚のかたは己の思ひ出力に頼るべかりけり。
戸棚室なる階段を一階降ると、洗面台が十つ、湯船が二つあり。
湯船は四十度と四十四度の二種したためられたり。
小生は江戸っ子なもんに、もとより熱湯に入湯す。
その後、階段にいま一階降ると蒸し風呂室と水風呂、整ひほどあり。
蒸し風呂室は「瞑」の間、「獅」の間あり。まづは瞑の間に鍛錬なり。水風呂も二種類したためられおり、十八度の「冷」、六度の「凍」の二種あり。漢は黙りて、「凍」へ。南無三宝、ひとへに獅子に噛みつかれたれど如く、小生の四肢と愚息に痺れむ刺激がほど走る。心うしやな、廿秒に叩き下。
整ひの間は屋内に横長の長椅子と屋外に一人用椅子が数脚したためられたり。
さるほどに、二揃へ目なれど、いよいよかのなにしおふ「獅」の間に挑む。
蒸し風呂室内は四段構造になりており、最上段の強者どもは、ひとへに百獣の王の如し。
虚像がまうけられたれど、小生は目さし、鍛錬に集中す。
すと突然蒸し風呂炉に点光当たる。すと「獅子の潮吹き」放たる。
新嘉坡にはマーライオンがあれど、新橋にも獅子ありき。
三揃へこなし、今宵も整ひき。
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