御船山楽園ホテル らかんの湯
ホテル・旅館 - 佐賀県 武雄市 事前予約制
ホテル・旅館 - 佐賀県 武雄市 事前予約制
サウナ:8分 × 3 × 2
水風呂:1分 × 3 × 2
休憩:10分 × 3 × 2
合計:3セット × 2
一言:
ついに来た。サウナの聖地らかんの湯。
まずロビーに驚かされる。いきなりアートの世界に入り込み、俗世と切り離され、特別な空間に入り込んだような錯覚を覚える。
もてなしを受けたあと、部屋へ。山の中腹にあるので景色が高い。周辺も散策できるそう。
そしてサウナ。夜朝交代で入れるらしく、まずは男性の大浴場。内湯と外湯。外に薬湯あり。サウナは1つ。
サウナの中は真っ黒。真ん中にサウナストーブがあり、セルフロウリュ可能。そこまで大きいものとも思わないが、非常に温まる。水も置いてあるが例のお茶がおいてあり、みんなそっちをかけるので、香ばしい香りに包まれる。
水風呂も外。プールみたいな水風呂で3人くらいなら遠慮せず入れそう。詰めれば倍いける。ちゃんと冷たくて気持ちいい。
水風呂から出たあとは外で休憩。
素材が分からないが、変わった椅子が2脚。
もう少し上から寝転がりたいがツルツル滑って低めの位置にきてしまう。そこまでこだわる必要もなく気持ちいいのでそのまま。
露天に水があり、脱衣所に戻らなくてもいい導線。しかも温かい番茶もあり、これが美味しい。
露天に建物があり、二階が休憩スペース。
もちろん水風呂後の休憩でも使えるが、ここには、デトックスウォーター、番茶のほか、プリン、羊羹のサービス。サウナでプリンははじめて。
朝は交代で女性用の大浴場。内湯にはミストサウナがあったが入らず。
外にサウナ。扉を開けると、水、水風呂、サウナ用具、それからさらに扉の向こうにサウナ。
こちらは真っ白。そして曲線的な構造でところどころくり抜かれていてそこに入れる。
真ん中にサウナ。こちらはお茶ではなく、キューゲルというアロマ氷が用意されており、それをサウナストーブに乗せてロウリュすると、香りがあふれてくる。
ぼーっとしていると、乳白色の壁がだんだん絵画のように思えてきて、裸婦ではないが、裸像を書いた藤田嗣治の絵のようにも思えてきた。
あるセットでは、記載の通り、くぼみに入ってみたら、何だが自分が磨崖仏になったような気がしてきた。まさしくアートである。
女性用の風呂にも露天に休憩スペースがあり、こちらにもおもてなしセット一式がある。
羊羹を食べてお茶を飲んだらなんか感動してしまった。
それで気づいたが男性用風呂はまさしく茶の湯を体現していた。千利休は黒を好んだらしいが、まさにそれ。入ってるときに気づきたかった。
サウナに入るために来たが、その期待を越える、素晴らしいサウナだった。必ずまた来たい。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら