にゃんころもちべえ

2023.04.16

2回目の訪問

先週中華街に来たときにたまたま通りがかって気になったものの、すでにワインをしこたま飲んでいたのでスルーした店、Hare Tabi Sauna。帰ってから調べてたらちょうど通りかかった日がプレオープンのタイミングだったみたいで、しかも施設も良さげだったので再訪を決めた。息子たちを誘ったが「中華街は友だちと行くところ」と言われ、ぼっち横浜へ…
昼どきだったせいか中華街は先週夕方に来た時よりも大混雑していた。外国人観光客も多かった。

サウナに到着。横浜っぽさを打ち出しているのか、赤い煉瓦の建物に柳原良平のイラストが描かれており、洒落ている。建物の中も煉瓦をベースにインテリアが統一されており、ブルックリンのカフェみたいな感じ(知らんけど)。
インダストリアルかつ、スチームパンク的な雰囲気を楽しみながらサウナ室に入ると、サウナストーブの上には機関車の車輪のようなオートロウリュマシーンが。これがほんとのスチームパンク笑。毎時0分と30分に、車輪が逆回転すると、中国茶がサウナストーンに注がれて室内がアツアツになる仕組み。温度は85度と、さほど暑くはないのだが、ロウリュされると一気に体感温度が上がる。水風呂は14度。ベストな設定。休憩スペースにはインフィニティチェアが7つも。椅子も10脚くらいあったが、特筆すべきはそれぞれの頭上に一人一個、無骨な扇風機がセットされていること。横になっていると、いい感じの風が吹いてトリップできる。アチアチのサウナと冷たい水風呂のお陰で、久しぶりに休憩中に末端がしびれるような感覚になる(いいサウナのときや、体調がいいときにそうなりやすい)。
惜しむらくは、サ室内の音楽かな…。所謂癒し音楽というか、普通の店舗でも流れているような曲で、せっかくのスチームパンクな雰囲気にマッチしていなかった。インダストリアルテクノのチルいやつとか、20世紀初頭の音質の悪いスウィングジャズなどをかけることを強めに提案したい。トータルのサウナ体験の満足感がそれだけで一段上がると思います。
浴室から受付にドリンクを注文するインターフォンがあり、発汗効果があるというストロングジンジャーエールを頼んだが、喉が熱くなるほど生姜やハーブが効いていた。

たっぷり新施設を堪能したあと、中華街を少しフラフラしてから先週も来た萬珍楼で点心をキメて本日の横浜遠征は完了しました。

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