ゆ家 和ごころ 吉の湯
銭湯 - 東京都 杉並区
銭湯 - 東京都 杉並区
~仰げば尊し、外気浴ならぬ~
前日から天気が良く春の陽気。
外を歩けばぽかぽかと気持ちよく、こんな日は外気浴に限るなぁと思い立ち、我慢ならずサウナ行きを決意。
三連休の中日、予定もなく時間がゆったりと取れるこんな日は少し足を延ばしたい。
アクセスが懸念で中々行けずにいた、杉並区は湯や和ごころ吉の湯へ。
せっかくの陽気、何としても昼間の日が高いうちに外気浴したい。
早起きして下北沢のカフェで朝から作業後、ラーメンでで腹ごしらえ。
井の頭線で永福町へ移動しバスで10分程。
静かな住宅街のなかに立派な造りの銭湯が現れる。
900円でサウナセット一式。
バスタオルとフェイスタオル。
イオンウォーターを購入して浴室へ。
こじんまりした風情ある内風呂、露天スペースには窯風呂と炭酸泉。
そしてドラマ・サ道で見た、あのデッキチェアが!しかもいっぱいある!!
早く、早く外気浴を...
ーいざサウナ。
第一印象は意外と温度低め?90℃表示だがこんなもんか?
上段に上がればしっかり熱い。
湿度低めなのでムワッとこない。
段差があるので下段はゆったり、上段はしっかり、使い分けもできてよい。
窓から見える中庭の景色と控えめなテレビの音が帰省でもしたような安心感を与えてくれる。
ーそして水風呂。
しっかり冷えるがキツすぎない17℃、バイブラ付き。
ゆったり足も延ばせるし、水質が気持ちいい。
体を拭いて、念願のデッキチェアへ。
ー天国。
降り注ぐ日光が体をじんわり温めてくれる。
涼しい風が抜けていく心地よさと、静かな中庭の空気の中寝転ぶ安堵感。
あまりの気持ちよさにいつもの倍近い時間、外気浴ならぬ日光浴してしまった。
仰ぎ見ると木枠の格子の向こうに晴れ渡る青空。
こんな天気に外で、裸で、空気を味わうことがサウナの醍醐味であることを再確認。
大自然の中の温泉も無論最高。
それでも、東京にある町のお風呂屋さんが醸し出すこの風情には江戸文化から脈々と流れる揺るぎない魅力がある。
思ったほどアクセスも悪くなかった。
帰りには桜の咲きかけていたあの公園まで歩いてみようか。
再訪必至。
男
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