中村浴場
銭湯 - 東京都 練馬区
銭湯 - 東京都 練馬区
本日は少々足を伸ばして西武池袋線は中村橋駅の中村浴場に訪問したねりよ。
結論、「練馬の暴君」の異名は伊達じゃなかった····。
千川通り沿いに面した控え目なつくりの町銭湯。受付はとても感じのよい御姉さん。こじんまりしているが必要十分な設備の浴場は、ご年配の方々で賑わっていました。本当に暴君がここに居るのか?
奴の根城は浴場の一番奥でした。
その名とは裏腹に小振りなサ室。
だが扉を開けた瞬間、得も言われぬ闘気を全身で感じる。左手にはガタガタと賑やかな絶賛暴走放熱中の黑王号が鎮座している。
噂に違わずサ室は熱いが、同時にアロマ風味のいい香りがする。
とんでもないツンデレだな、おい。
いやが上にもこの後の攻防に期待が高まる。
先ずはヒーター前の二段目に着座。
がっぷり四つで組み合おうじゃないか。
「む~~ん、よかろう、では地獄へ逝くがよい」斯くして暴君との闘いが始まる。
TV無しのサ室、BGMは歌謡曲&J-Pop。
「男には男のふるさとがある」、中島みゆきが朗々と歌い上げる。
ぬゥゥ、これは琴線に触れる。
この世に大切なことをShigeru Matsuzakiが説いた辺りで、こちとらZoneに突入ねり。
容赦無い熱塊がじわじわと身体を蝕んでくる。
やがて「熱い」からの「痛い」へ。
僕の闘気など所詮小波に過ぎぬことを教えられました。
練馬くんだりにこんな怪物が棲みついていたとは···ねり丸もビックリねりー。
何とか1セット終えて待望の水風呂へ。
ぐふァァ···久し振りに涅槃へ直行。
井戸水掛け流しの水風呂が、焦げついた身体を優しく労ってくれるねりよ。
One Night Carnivalを聴きつつの2セット目、「あふぅ、耳の横、Zuki-Zukiと痛ぇぇ!」
灼けたサ室に打った鼓動を確かに俺は聴きましたよ。
サウナ↔水風呂の無限ループにハマり、最後はプリプリでキマッて終了ねり。
あの時感じた予感は本物でした。
漢が惚れるサウナ、ここには昭和のゴリゴリストロングサウナが、退かぬ媚びぬ省みずに堂々と佇んでいました。
コロシアムを去る時に、受付の御姉さんが素敵な笑顔で一言、
「ゆっくり温まれましたか?」
えっ?何?もうユリアじゃん。
御姉さん、ユリアにしか見えないじゃん。
「練馬の暴君」さえも手懐ける御姉さんに
完敗。絶対に又伺います!
ありがとうございました🙇
男
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